【スイス・ローザンヌ】世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は12月にメキシコで開催される新設WBSCベースボール5ワールドカップとWBSCユースベースボール5ワールドカップの出場大陸枠を発表した。
大陸別出場枠 各大会それぞれ男女混合12チームが出場する。
- アメリカ大陸 3チーム
- アジア 3チーム
- ヨーロッパ 2チーム
- オセアニア 1チーム
- 開催国 1チーム
1チームあたりの選手数は8名、男女同数。は常に男女どちらか最低2名がフィールドに出る。WBSCユースベースボール5ワールドカップ2020への出場資格は2002年1月1日から2005年12月31日までに生まれたアスリートであること。
WBSCのリッカルド・フラッカーリ会長は「この競技が生まれてまだ3年目でベースボール5ワールドカップが生まれました。ここまでの成長は目覚ましいものです。長年にわたる野球とソフトボールの人気のおかげでベースボール5は成長し広まったことは疑いないでしょう。ワールドカップができたことで、国際舞台のトップレベルを目指すようWBSC大陸連盟は選手たちを育てることができます。 オリンピック5大陸全てのユース、トップの男女選手たちがワールドカップで競い合う姿が見られるのを今から心待ちにしています。」とコメントした。
WBSCは各大陸連盟に対し、ベースボール5ワールドカップ2020に出場チームを決める予選詳細を2月15日まで送るよう発表した。アジアはすでに4月にワールドカップ予選を兼ねたアジアカップベースボール5を開催することが決まっている。
WBSCベースボール5ワールドカップはこれが第1回目となるため、どの国が初代王者になるか大きく注目されている。この五人制競技ベースボール5は世界で大成功を収めており、この競技を通して世界中の新しい選手たちに野球やソフトボールを惹きつける機会を提供すると期待されている。
今月初め、ベースボール5は2022ユースオリンピックinダカールのメダル種目に決まった。これまで野球ソフトボール大会はユースオリンピックで実施されたことはない。親切ヨーロッパベースボール5選手権大会は2月28日から3月1日までリトアニアのヴィリニュスで行われる予定だ。
野球ソフトボールのアーバン型競技であるこのベースボール5は学校でも人気があり、楽しく、素早く、シンプルに楽しめるためどんな年齢にも合うスポーツだ。また場所を選ばず、男女混合、バットもグローブも必要なく、ボール一つだけでゲームができるためWBSCは今後も競技人口拡大に大きな役割を果たすと期待している。