中華民国野球協会 (CTBA) の辜仲諒会長は、最近CTBAの本部で中華職業棒球大連盟CPBL の蔡其昌会長コミッショナーと会談した。
両氏はチャイニーズタイペイ野球チームのロースター選出、合宿の運営、 東京オリンピックのWBSC オリンピック野球最終予選について話し合った。
この会談で二つの野球団体がオリンピック予選に向けて協定を結ぶ。CPBLはチャイニーズタイペイ野球チームの選抜、球場でのオペレーションやロジスティックなどを全面的に担う。CTBAはWBSCとの連絡、WBSC大会審判員やスタッフの宿泊手配、開催地自治体との連絡を担当する。
CPBLとCTBAの両首脳はは共同で、チャイニーズタイペイチームが東京オリンピック野球大会出場だけでなく金メダルを目指すと発表した。
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WBSC野球最終予選は東京オリンピック野球大会に出場する最後6枠目のチームを決めるもので、 台中インターコンチネンタル野球場と斗六市の市営野球スタジアムで行われる。この最終予選に出場するのは世界4位チャイニーズタイペイ、 6位オーストラリア、9位オランダ、22位中国、アメリカ大陸予選3位のチーム。
CTBAとCPBLは両団体ともWBSC準会員。