WBSC U-15 ベースボールワールドカップの日程が決定、U-18 女子ソフトボールワールドカップは8月23日に開幕
24/01/2020 1 記事を読む目安時間

WBSC U-15 ベースボールワールドカップの日程が決定、U-18 女子ソフトボールワールドカップは8月23日に開幕

WBSC U-15ベースボールワールドカップ2020は8月14日から23日までメキシコで開催。一方U-18 女子ソフトボールワールドカップは8月23日から30日までペルーのリマで開催される。

【スイス ローザンヌ】世界野球ソフトボール連盟はWBSC大会委員会と連携して、U-15ベースボールワールドカップの日程を発表した。初めの試みとしては7月に予定されていたが、2020年東京オリンピックの野球とソフトボール復帰後の勢いを利用しての8月14日から 23日の開催が確定された。

今年メキシコで開催される4つの大会の最初の大会のU-15ベースボールワールドカップには12ヶ国の参加が確定している。キューバ、ドミニカ共和国、パナマ、アメリカ、ベネズエラがアメリカ大陸予選を通過、メキシコがワイルドカードを獲得した。ドイツとイタリアがヨーロッパ選手権から進出、日本とチャイニーズタイペイがアジア選手権で予選を通過した。またこの日曜日にグアムがオセアニア選手権大会に勝利してオセアニアの代表として参加が決まり、南アフリカがアフリカでもっともランクの高い国としてワールドカップへの出場が決まった。

U-15ワールドカップは2012年にメキシコのチワワで第一回目の大会が開催され、ベネズエラが初のこの年齢層の大会で優勝した。アメリカは2018年の大会で開催国のパナマを破り優勝した。キューバが2014 年(シナロア、メキシコ)と2016年(いわき、日本)に優勝し、2012年には2位に終わっている。

国際野球連盟(IBAF)はダブルA(あるいは U-16)と呼ばれるワールドカップを1989年から2011年まで開催した。

一方U-18 女子ソフトボールワールドカップのペルー、リマでの開催日はトーナメントの日程を最大限にするため、8月21日から8月23日に変更された。トーナメントの終了日は無変更の8月30日だ。

オセアニアでは2月14日から16日までキャンベラで行われる予定だった予選がサモアでのはしかの流行によりキャンセルされたため、WBSCオセアニアの理事会の決議により、オーストラリアとニュージーランドがU-18 女子ソフトボールワールドカップ出場の13枠目と14枠目を獲得した。そのほかの12チームはカナダ、メキシコ、ペルー、プエルトリコ、アメリカ(アメリカ大陸)、中国、日本、チャイニーズタイペイ(アジア)、チェコ共和国、イタリア、オランダ(ヨーロッパ)、の出場が決定されており、フィリピンがワイルドカードを取得した。最後の2枠はアフリカ地区から決定される。

この大会はソフトボールのU-18 年齢層の初のワールドカップとなる。国際ソフトボール連盟は1981年 から 2017年までU-19世界選手権大会を開催した。 WBSCは2019年にU-19 女子ソフトボールワールドカップの大会名を変更した。アメリカの対日本戦の感激的な勝利をもってU-19女子ソフトボール世界選手権大会は幕を閉じた。