木曜日の夜横浜スタジアムで行われた東京2020オリンピック野球開幕戦で韓国は延長10回死球押し出しの末6対5でイスラエルに逆転勝利した。
イスラエルの先発ジョン・モスコットは先頭打者のパク・ヘミンにシングルを許すが、その数球後、腕の故障で降板し、左投げジェイク・フィッシャーマンが救援に立った。
韓国の先発ウォン・テインは４打者連続三振。
5回、イスラエルが４度MLBオールスターのイアン・キンスラーがレフトへ伸びる２ラン本塁打を放ちリードした。これがオリンピック野球でのイスラエルにとっての初得点となった。
4回裏、韓国も長打で同点。走者１名から、WBSC U-18 野球ワールドカップ2008優勝のオ・ジファンが右客席に本塁打を打ち返し、２対2の同点とした。
韓国のサイドスロー右投げチェ・ウォンジュンは4回に登板し、2イニングを4奪三振をマーク。しかし6回表にダニー・バレンシアがセンターへのシングルヒット、ライアン・ラバーンウェイが左中超え本塁打を放ちイスラエルは4対2にリード。
7回裏、韓国ラインナップの中心が再び試合を振り出しに戻した。イ・ジョンフ とキム・ヒョンスが連続本塁打をザチャリ・ワイスに浴びせ、4対4に再び同点。
オ・ジェイルの二ゴロをキンスラーが華麗にダイビングキャッチするが、一塁への送球が外れ勝ち越しの１点を奪われた。２打者後オ・がオ・ジファン のセンター壁への二死タイムリー二塁打で得点した。
9回表、韓国のキム・キョンムン監督はオ・スンファン をクローズに送る。しかし右投げオ・スンファン はライアン・ラバーンウェイに本塁打を被弾し、試合は延長回へ。
10回表、両チームともに走者一、二塁のタイブレーク方式。オ・スンファン が再びマウンドに立ち、三者凡退で同点をキープした。
10回裏、ジェレミー・ブライクがイスラエルの救援。韓国の最初の２名の打者を犠牲バントと三塁へのフライで仕留めた。ブライクはホ・ギョンミンを死球で満塁、ヤン・ウィジの足にも球を当て、死球押し出しで試合の幕が閉じた。
勝利投手オ・スンファンは２イニング投球、５奪三振、１本塁打を許した。敗戦投手はブライク。
明日、イスラエルはアメリカと日本時間午後７時に対戦。韓国はアメリカと土曜日に対決する。この３チームは一次ラウンドグループBで対戦。
