【 オランダ・アムステルダム】オランダ野球のパイオニアでレジェンドのHan Urbanus氏が2月5日93歳でこの世を去った。オランダ野球殿堂投手Han Urbanusは野球名家の初代で、息子Charlie (1955年生まれ) も孫の Nick (1992年生まれ) もオランダ代表チームとして国際大会でプレーした。
オランダの大手メディアNOSはUrbanus氏を「ドイツ野球のリーダーと考えられていた」と伝えた。
Han Urbanus氏は、1935年に彼の入っていたアムステルダムのサッカーチームが野球部門を作ったことがきっかけで野球を始める。その1年後11歳の時に1947年トップリーグでデビューした。
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彼のキャリアは40年にものぼり、OVVOを5連覇優勝に導いた(1949-1953)。また1949年から1965年までオランダ代表に選ばれ、1956年からヨーロッパ王者7連覇に貢献。 数多くの功績の中でも、Han Urbanus氏はノーヒッター11回を記録しオランダリーグ最優秀投手に5回、 同リーグのMVP に3回選ばれた。