フランスの町ジャベルタが3球場の建設を発表した。そのうちの一つは視覚障害者野球ができる。この建設プロジェクトはオート・ヴィエンヌクラブ、ジャベルタ市長、 Annie Dardilhac氏が支援している。
2019年に開場したサン・ジャンスのベースボール5の施設は新装され、車椅子ソフトボールも可能になった。そのほかの屋内施設はジャベルタとオラドゥール=シュル=グラーヌベースボール5と車椅子ソフトボールができる。
ヌーヴェル・アキテーヌ地域圏にあるオート・ヴィエンヌはフランス国内のパラリンピック野球/ソフトボールのハブとしての役割を担っている。
この地域の野球委員会はリモージュにおけるパラリンピック野球/ソフトボールに関する公開協議会を開催した。この協議会の調整役はJean Marie Boulay氏。WBSCパラリンピック委員会のTom Nagel委員長も出席した。
この協議会での主な話題は視覚障害者野球や車椅子ソフトボールの利点についてだった。
「こうしたイニシアチブがみんなに有益な『みんなのための野球(Baseball for All)』を実現可能にするのです。こうしたハブ的存在は他の地域のロールモデルとなるでしょう」とNagel氏はコメントした。
見出し写真(左): Tom Nagel氏、 Annie Dardilhac氏、Jean-Marie Boulay氏