連盟特集 ASOSOFTがグアテマラソフトボールを発展
30/03/2020 1 記事を読む目安時間

連盟特集 ASOSOFTがグアテマラソフトボールを発展

グアテマラソフトボールはWBSC世界男子ジュニア選手権大会で続けて出場。さらに2020年にはWBSC男子U-18ソフトボールワールドカップで自国最高順位の6位を獲得した。

グアテマラソフトボール連盟(ASOSOFT) とHector Sazo会長が統括するグアテマラのソフトボールは近年急速に成長しており、アメリカ大陸の中でもソフトボール活動が盛んな国の一つだ。

ASOSOFTは大陸大会を開催したり、男子部門で特にソフトボール界に大きなインパクトを与えている。

グアテマラにある48の競技連盟や統括団体の中でも、ASOSOFTはグアテマラでもっとも透明性の高い競技団体トップ10に入っている。

グアテマラソフトボールの歴史的発展

ソフトボールが最初にグアテマラに紹介されたのは1933年アメリカの海兵軍がアメリカを訪れたグアテマラ人たちとプレーしたことが最初だという。グアテマラ国内で初めて大会が行われたのは1935年のことで、6チームが出場した。

第二次世界大戦終了後競技は成長した。1950年、グアテマラは第6回中央アメリカ・カリブ競技大会を開き、ソフトボールがエキシビジョン競技として行われ流予定だった。初のグアテマラ代表ソフトボールチームはこの大会のために編成されたが、出場国が足りず競技は行われなかった。

1973年にもグアテマラは初めて国際大会に出場し、自国グアテマラシティで行われた第1回中央アメリカ競技大会では2位に入った。

その後何十年も大陸レベルで参加していたが、グアテマラはついに2015年カナダのサスカトウーンで行われたWBSC世界男子ソフトボール選手権大会で国際デビューを果たす。この時は特別ゲストチームとして呼ばれた。

現在、Sazo会長のリーダーシップの元、グアテマラソフトボールは特に男子カテゴリーで歴史的なステップを踏んでいる。グアテマラソフトボールのチームはWBSC世界ジュニア男子選手権大会に2大会続けて出場し、2020年にはWBSC男子U-18ソフトボールワールドカップで自国最高順位の6位を獲得した。

「4年間、私たちは同じり大陸ないの強豪たちに追い付こうと努力を続けてきましたが、それは長い時間がかかると覚悟していた。学校レベルからトップ国際レベルまで、各選手に技術的に教えるなど体制が整っていませんでした。」

「そこで若い段階から国際試合に出場させるようにした。目標は国際大会に出場し、各部門でトップクラスの国々と対戦することです。」

育成プログラムは「Softbol para todos(みんなのためのソフトボール)」と呼ばれ、学校レベルでの活動を行い、さらに代表トップチームまで若いアスリートを育成することである。8歳から12歳までの段階では、教育、奨学金などのアスリート育成プログラムを開始し、ソフトボール技術の意思決定の改善などに務めた。ASOSOFTはまた国の代表選出時に適用される基準などを作り、アスリートを選出した。

グアテマラは2019 U-17 男子ソフトボールパンアメリカン選手権を開催し、アメリカに勝利して4位を獲得し2020 WBSC男子U-18ソフトボールワールドカップへの出場権を獲得した。これはソフトボールでグアテマラが初めて世界選手権大会への公式出場権を獲得したことになる。

「私たちの国にとって国際大会をホストすることはとても大切なことです。自国のスタジアムに観客が埋まり、メデイアやSNSで大きく取り上げられることを目の当たりにするのは素晴らしいことでした。」

国内発展戦略の一つとして、ASOSOFTはU-17女子パンアメリカン選手権大会もホストする。