連盟特集 トルコ野球ソフトボール連盟 2017年国際大会初出場で発展に弾み

連盟特集 トルコ野球ソフトボール連盟 2017年国際大会初出場で発展に弾み
25/03/2022
トルコ連盟は2001年に設立されたが、代表チームは2017年に初めて国際大会に出場した。「私たちトルコ人は負けから勝利を学ぶという言葉あります」とMurat Pazan会長(37)は語った。

トルコの野球ソフトボール連盟は通常とは違う組織構造を持ち、トルコラグビー連盟傘下にある4競技のうちの一つである。

野球ソフトボール連盟は2001年に設立されたが、国際大会に初めて姿を表したのは2017年のことだ。ムラット・パザン会長は再選出されて2度目の任期を務める。

パザン会長(37)はCengiz Bas野球副会長とMücahit Okuyucuソフトボール副会長の献身的なサポートのもと、野球、ソフトボール、ラグビー、アメリカンフットボールの4競技を統括する。

サムスン・チャルシャンバ生まれのPazan会長はOndokuz Mayis大学でスポーツマネージメントを学び、Bartin大学マスター課程を修めた。もとレスリング国内チャンピオンのPazan会長は2014年から2017年までドイツのブンデスリーガで戦い、Pazan会長は青少年スポーツ省のためにいくつかの発展プログラムをコーディネートした。

「才能ある選手を育てるためには組織だった国内大会が必要です」とPazan会長はWBSCに伝えた。「トルコには野球とソフトボールの3つの年齢カテゴリーの大会があります。青少年スポーツ省とともにアナトリアンスターリーグを設立しました。各都市の優秀選手たちが二つの年齢カテゴリーに別れて互いに対戦します。また3つのカテゴリーで学校選手権大会も行なっています」

野球部門では、メジャーリーグ(16歳以上)11チーム、13歳〜16歳部門9チーム、10〜12歳部門6チーム。

ソフトボール部門では、メジャーリーグ(16歳以上)11チーム、14〜16歳部門9チーム、10〜13歳部門6チーム。

昨年行われた第一回学校野球選手権大会は39校368名の学生が参加し、学校ソフトボール選手権大会には33校447名の学生が出場した。

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2017年7月、トルコはカナダのホワイトホースで開催された男子世界ソフトボール選手権大会とジュニア女子世界ソフトボール選手権大会に出場した。2019年には女子ソフトボールヨーロッパ選手権大会に出場した。野球国際大会への初めての出場は2021年で、トルコはロシアの野球ヨーロッパ選手権大会予選に出場した。

「私たちはこの4年間で急速に発展しました。こんなに早く発展するべきだったのかと自問することもありますが、アメリカやユーロに対するトルコ貨幣の価値が下落したため国際大会に出場する出費が膨れ上がり、これが私たちにとって制限になりました」と加えた。

そして「トルコでは負けから勝利を学ぶという言葉があり、出場したどの大会でも違った経験を得ることができました。いつかは私たちの代表チームも表彰台に上がれることでしょう」と加えた。

トルコはBodrum Antique Theatre (Bodrum Antik Tiyatrosu)でのイベントを通して2019年5月にベースボール5も導入している。

この野球ソフトボールの5人制版競技の学生参加者数は現在2600名に到達した。

2019年、Pazan会長は「子どももテクノロジーから離れて楽しめる競技です。子どもらしく過ごせることは何かを子ども達に教えることができます」と語った。

そして今日、彼はまた「ベースボール5は用具不足の問題はないですし、生徒や教師を野球/ソフトボールへと誘うことができます。ベースボール5を経験した生徒の半分が野球やソフトボール選手になれば、これは大成功です。WBSCのリッカルド・フラッカーリ会長、この新しい競技を発展させ同競技をユースオリンピックに入れるよう尽力してくださった全てのみなさまに感謝いたします」

トルコはまたアンカラ北部のKızılcıhamamの高度1400メートルの温泉都市に野球/ソフトボール施設に投資している。「2021年に着工しましたが、2022年7月までに完成できることを願っています。理想としてはそこを代表チームの本拠地にして国際大会を開きたいです」とPazan会長は語った。

今後国内5都市(イスタンブール、サムスン、ブルサ、アンタルヤ、アンカラ)に建設されるための場所の決定と設計の研究が進められている。青少年スポーツ省とトルコ大統領による助成金で建設される。

こうした発展はトルコにおける野球ソフトボールの人気が成長していることの証であり、Pazan会長はこの傾向が続き、特に国際舞台のことを考えるのが楽しみです。「次のレベルへ進むため、私たちはトップアスリートをアメリカや日本などの野球ソフトボール大国の交流プログラムに参加させたいと考えています。またWBSCアカデミーも重要なリソースであり、今日の私たちへと到達するまでに数多くの貢献をしてくれました。今後もコーチ、試合オフィシャル、組織スキル発展を続けていきます」と結んだ。