ベースボール5ワールドカップの最初の予選が4月にマレーシアで開催
28/12/2019 1 記事を読む目安時間

ベースボール5ワールドカップの最初の予選が4月にマレーシアで開催

第1回WBSCベースボール5ワールカップ開幕までのカウントダウンが始まった。WBSCアジアベースボール5委員会はオープン部門(年齢制限なし)と U-15部門のアジアカップベースボール5にアジア全会員から参加を募ることを発表した。

新設ベースボール5ワールドカップの大陸予選は2020年4月9日から12日までマレーシアのクアラルンプールで行われる。WBSCアジアベースボール5委員会が行うこのアジアカップ・ベースボール5(年齢制限なしのオープン部門とU-15部門)からそれぞれ勝利した1チームがベースボール5ワールドカップ2020への出場権を手に入れる。

この大会開催の二日前に、同委員会は大会役員講習を行い、WBSCの新大会マネージメントシステムを紹介する。

アジアカップベースボール5では年齢制限なしの男女混合オープン部門と男女混合U15部門の二つのカテゴリーで行われる。各チームは8名編成(男女4名ずつ)、スタッフ2名(コーチとチーム監督)。

新設ベースボール5ワールドカップ(年齢制限なしのオープン部門とU-15部門、どちらも男女混合)は2020年12月にメキシコで開催予定。

大会役員講習会

2020年4月7日から8日の二日間、WBSCアジアベースボール5委員会は初のベースボール5大会役員講習会を開催し、最近導入されたベースボール5大会マネージメントシステムについての講習を受ける。これはベースボール5大会の簡易化と標準化を試みるもの。

この新ベースボール5マネージメントシステムは、「ボール1つでプレーできる」というベースボール5の理念が試合に的確に反映されるよう、従来の審判員、記録員、技術委員が大会役員となって大会全体を管理することを学ぶ。二日間の講習会のあと、ベースボール5の大会役員は競技や大会知識を深め、大会を全ての側面から管理できるようになる。

この新しい大会マネージメントシステムはベースボール5大会と大会管理についての主要事項が説明されており、2019年版WBSCベースボール5ルールブックを補完するもの。

各国・地域(国内連盟が分かれている場合など)は2名まで参加者を講習会に送ることができる。

WBSCアジアベースボール5委員会

2019年7月にアジア野球連盟(BFA)とアジアソフトボール連盟(SA)の合意により、WBSCアジアベースボール5委員会が設置された。このWBSCアジアベースボール5委員会の使命はこの5人制新競技のベースボール5をアジアに広めて発展させ、世界140カ国6500万人の若い野球ソフトボール人口の選手たちにこの競技を紹介することだ。