WBSC U-18野球ワールドカップ2017で大活躍したアレック・トーマスが5月11日にメジャーリーグベースボール(MLB)で初本塁打を記録した。トーマスはアリゾナ・ダイヤモンドバックスのセンターでこれまで4試合目の出場、この試合3回マイアミ・マーリンズのサンディ・アクカンターラから本塁打を放った。
アルカンターラはその後1点も許さず7回力投し、マーリンズが11対3で勝利した。
トーマスは17歳でカナダのサンダーベイで開催されたWBSC U-18野球ワールドカップ2017に出場し、アメリカの優勝に貢献した。彼は左翼手レギュラーで全試合に出場、毎試合少なくとも1安打の成績を残し、決勝の韓国戦でも2安打を放った。
この大会で左打ちのコンタクトヒッター、トーマスは36打数13安打、打率.361、8打点。WBSC U-18ベストナインの外野手に選ばれた。
WBSC U-18 野球ワールドカップからは多くの未来のビッグスターたちを輩出している。
ダイヤモンドバックスは2018年のMLBドラフト2巡目でシカゴのマウント・カーメル高校を卒業したばかりのトーマスを指名した。
トーマスはマイナーリーグを制覇し、2021年にはダブルAで72試合、トリプルAで34試合と合わせて106試合に出場。2022年はトリプルAからシーズンをはじめたが5月8日にMLBに昇進した。
トーマスはデビュー当日にMLB初ヒットを記録し、現在13打数5安打、打率 .385、3打点。
第30回を迎える次のU-18野球ワールドカップは9月9日から18日までフロリダ州サラソタとブレイデントンで実施。