世界女子ソフトボール選手権大会(カナダ・サリー)でアメリカが日本を破り10度目の優勝から4年

世界女子ソフトボール選手権大会(カナダ・サリー)でアメリカが日本を破り10度目の優勝から4年
24/07/2020
15回を迎えた女子ソフトボール最高峰の国際大会には過去最多の31チームが参加した。

Four years ago today, USA went undefeated in the 2016 WBSC Women’s Softball World Championship to regain the world crown, following back-to-back championships by Japan in 2012 and 2014. It was USA’s 10th overall world title in the history of the event. The global tournament was held at Softball City in Surrey, British Columbia, Canada, from 15-24 July 2016.

ちょうど4年前、アメリカが2012年と2014年で2大会連続優勝した日本から勝利を奪還し、2016 WBSC世界女史ソフトボール選手権大会で無敗のまま優勝を飾った。アメリカにとってこの大会10度目の優勝。同大会は2016年7月15日から24日までカナダ・ブリティッシュコロンビア州サレーで開催された。

出場した31チームは8組に分かれてグループラウンドを実施。ブラジル、エクアドル、インド、アイルランド、イスラエル、ケニア、パキスタン、ペルー、セルビア、スイス、ウガンダの4大陸11カ国が大会初出場を飾った。

9日間にわたる対戦で、アメリカと日本が決勝に残り対決した。日本とアメリカはグループラウンドと総当たり戦の決勝ラウンドをどちらも無敗で通過した。日本はメキシコに2対0で、アメリカはベネズエラに7対0でどちらも完封勝利で準決勝に進んだ。

第1準決勝ではアメリカが日本を4対3で下し決勝行きを決めた。そして日本は第2準決勝(3位決定戦)でカナダに11対1で勝利し、敗者復活で決勝行きを果たした。

決勝でアメリカは4投手(Ally Carda、Jessica Moore、Jaclyn Traina、Delanie Gourley)を投入し、Michele Moultrie とHaylie McCleneyがそれぞれ3点本塁打を放って日本を7対3で破り、6年ぶり(最後の優勝は2010年ベネズエラ・カラカス大会)の優勝奪還を果たした。

アメリカはこの大会で10度目の優勝、14個目のメダル獲得を記録したが、1982年だけ表彰台登壇を逃している。日本は7大会連続表彰台にのぼり(2012年ホワイトホース大会と2014年のハールレム大会の優勝を含む)、銀メダル5個獲得。そして残りの3個のメダルはカナダが獲得(1978年サンサルバドル、2010年カラカス)した。