あれから4年 アメリカが世界女子ソフトボール選手権大会でサヨナラ勝利を決め東京2020オリンピック行きを獲得

あれから4年 アメリカが世界女子ソフトボール選手権大会でサヨナラ勝利を決め東京2020オリンピック行きを獲得
12/08/2022
WBSC世界女子ソフトボール選手権 2018 は、東京 2020ソフトボール競技の最初のオリンピック予選だった。

4 年前の今日、米国は千葉の ZOZO マリン スタジアムで約12,000 人のファンの前で、10回にケルシー・スチュワートのサヨナラ打で日本を7-6で破り、全勝無敗でソフトボール世界タイトル2連覇を記録した。

ソフトボールの世界フラッグシップ大会では10 日間73 試合が行われた。プレーオフと決勝戦は日本プロ野球 (NPB) クラブの千葉ロッテマリーンズの本拠地である収容人数30,000席の千葉マリンスタジアムで、予選と敗者復活戦はナスパスタジアム、秋津野球場、ゼットエーボールパークで行われた。

この決勝は間違いなく、ソフトボール世界選手権の歴史に残る最高の試合の一つだ。日本とアメリカという世界最強 2 チームが、ソフトボールファンの記憶に永遠に残る壮大な戦いを繰り広げた。

https://youtu.be/4s4xOmhVPHg?list=PLNfAZNpzw3dadUIMzhzklUEqbL6mj_iV2

ジェットコースターのように目まぐるしく形勢の変わる接戦の末、10回裏二死、二、三塁で打席に立ったのがケルシー・スチュワート。日本の投手上野由紀子が2ストライクで後一歩のところまで追い詰めるが、最後に上野の外角を捉えたスチュワートは三塁線を破るサヨナラ適時打を放ち、アメリカの勝利で試合は終わった。

「素晴らしい気持ちでいっぱいです。このチームの一人一人が勝利のために頑張ってきました。感動しています」とスチュワートは試合後に喜びを語った。上野のあの投球を捉える秘訣は何だったのか? という質問には「秘訣はなんだったのでしょうか。自分でどうにかしようとしていません。彼女が力を与えてくれると確信していたんです。」と語った。

「3点とうソフトボールではかなり大きいビハインドの中、逆転を許してしまったという自分の不甲斐なさをすごく感じた試合だった」と、WBSC総会2022でのWBSCとのインタビューで上野は回想した。「負けたからこそ学ぶものがあって、負けたからこそ最後勝つことができたんじゃないかなと思っています。」と語った。

その日の朝の試合では、日本はカナダを完封で敗退させ決勝に進んだ。これにより、オリンピック開催国で自動的に出場が決まっている日本を除き、米国が東京 2020 オリンピック出場権獲得第一号となった。