イギリスとチェコは第 5 回ワールドベースボールクラシックの出場権を獲得した。ドイツのレーゲンスブルクで開催された予選A組で決まった。
ダブルエリミネーションの勝者同士の最後の試合で、イギリス(世界23位)がスペイン(世界19位)を10対9で破った。
スペインは9回にリードを奪った。その裏、20歳のトロント・ブルージェイズのマイナーリーガー・ジェイデン ラッドがライナー・クルスから本塁打を放ち同点に戻した。
「ヒットになるいい球を狙いました。何も考えずとにかく打ちました。球が当たって、前に飛んで、球はフェンスをはるかに越えて行きました」とラッドは MLB.comに振り返った。 「何が起こったのか信じられませんでした。[チームメイトは] みんな僕とチームのために第歓喜でした。ダッグアウトに新しいエネルギーが湧き出て、試合の勝利を確信し、本当に勝ちました。野球人生最高の瞬間です」
ターナイ・トーマスが10回表にスペインを抑え、その裏イギリスが勝利を決めた。投球エラーでマット・コペルニアックは二塁から三塁に走り、アレックス・クロスビーの犠牲フライで得点した。
ドリュー・スペンサー監督は、「彼らは猛々しく諦めずに戦うチームになるだろうと思っていました。それが私たちがまとめたかったチームであり、まさにそうなりました」と語った。
敗者復活戦ではスペインは世界ランキング14位のチェコと再び対決したが、強い投球で打線を1ランに抑えられ、チェコが3-1で勝利した。
マーティン・シュナイダーは6.1イニングを投球。1回に先頭打者で元メジャーリーガーのエンゲル・ベルトレへの二塁打を含む5安打を許した。ベルトレがスペインの唯一の1点を入れた。
4回満塁、シュナイダーはカウント3-0でレスター・ガルバンをゴロに仕留めた。
「フルカウントで、スライダーにはかなり自信がありました。ストライクのためにスライダーを投げて、ゴロが出ました。よかったです」とシュナイダーはコメントした。
アメリカは、2回目マーティン・ムジックの2ラン本塁打、4回にWBSC U-23野球ワールドカップ2021のスター、マレク・チュラップのソロ本塁打で3点を挙げた。
Marek Minarik が最後の 8 アウトを仕留めた。
9月30日から10月5日までパナマシティで予定されている予選B組で残りの2枠が決まる。
パナマ予選に出場するのはニカラグア(世界13位)、ブラジル(世界25位)、アルゼンチン(世界27位)、パキスタン(世界31位)、ニュージーランド(世界46位)。
第5回ワールド ベースボール クラシック(WBC)は 2023年3月に実施予定。