オリンピック金メダル獲得とWBSCプレミア12王者の侍ジャパンが今日栗山英樹氏を代表の新監督にに指名した。今年監督を退任した稲葉篤紀氏の後任となる。
「(代表の監督になることを)想像したこともなかったので驚きました」と栗山監督は語った。
栗山監督の目標は「これぞ日本の野球だというものを見せること」だと語った。
そしてまた「野球をする子供たちの数が増えています。魂のある選手が多いので、見ている人が感動できるようなチームになれるようにしっかりやっていきたい」と加えた。
侍ジャパンの新監督はまた何としても勝ち切って日本野球の凄さを証明するとも加えた。
ワールドベースボールクラシックで優勝トロフィーを獲得することを最初の目標に掲げた栗山監督に、日本プロ野球(NPB)の斉藤惇コミッショナーも同じ同意した。
「侍ジャパンの顔として、栗山監督は日本代表だけでなく、スポーツ界を牽引してほしいと思います」と斎藤コミッショナーは語った。
侍ジャパン代表チーム監督選考委員会の委員長を務めたNPBの伊原淳事務局長に夜と、「全国的な発信力がある人」、「プロアマ合わせた野球界全体を考える見識がある人」が監督人選の条件だったという。
栗山監督(60)は元NPB外野手でゴールデングローブ賞も受賞。最近日本シリーズで優勝を果たした東京ヤクルトスワローズで9シーズンプレーしていた。
テレビ解説者として働いたのち、栗山監督は2012年から2021年まで北海道日本ハムファイターズを指揮し、2012年から2016年までパリーグ首位、2016年は日本シリーズ優勝に導いた。また二刀流センセーション大谷翔平を育て上げた人物でもある。
栗山監督はまたプロ野球の発展への功績が称えられ正力松太郎賞を2016年に受賞。
同賞は1977年に創設。読売新聞社社主、日本テレビ放送網(日本最初のテレビ局)創設者などメディア王(1885年〜1969年)である人物を冠した賞。正力は1934年には日本オールスターチームとメジャリーグベースボール(MLB)の試合実現の立役者。