国際大会に出場経験を持つロベルト・スアレスとコディ・ポンセが2022シーズンは互いに国を入れ替わってプレーすることになった。スアレスは日本プロ野球(NPB)からメジャーリーグに、ポンセは逆にメジャーから日本プロ野球へと活躍の場を移す。
ロベルト・スアレスはベネズエラ代表として2017年にワールドベースボールクラシックに出場し、その後MLBサンディエゴ・パドレスと1年契約+球団オプションで合意した。
スアレス(30)は2015年からプロのキャリアを開始。ベネズエラでセミプロリーグでプレーした後、メキシコのセミプロ球団へと移籍した。そのパフォーマンスがメキシコ野球リーグ(LMB)の球団サラペロス・デ・サルティージョの目に留まり、彼は43試合出場23セーブで同リーグを代表するのクローザーの一人になった。
スアレスはそのシーズン終わりにNPB福岡ソフトバンクホークスと契約する。2016年は58試合出場したが、2017年は故障で前シーズン登板なしに終わり、2018年と2019年はわずか投球したのは20試合だった。
2019年シーズン終了後、スアレス(左投げ)は阪神タイガースと契約しクローサーとなった。2020シーズンは25セーブ、2021年は42セーブをマーク。14試合連続セーブで球団記録を破った。
コディ・ポンセ(27)は2022シーズンNPBの日本ハムファイターズと契約。
WBSCプレミア12 2019ではアメリカ代表として3試合先発(うちの1試合である3位決定戦ではアメリカがメキシコに敗れた)。同試合でポンセ(写真上)は5イニング、ノーデシジョン、無失点。
2020年シーズンはピッツバーク・パイレーツでMLBデビューを果たす。右投げのポンセはパイレーツ2シーズンで通算20試合登板(うち5試合が先発登板)。