イタリア女子代表ソフトボールチームは、東京2020オリンピックを6ヶ月後に控え、来週今年最初の練習を始める。アスリートたちはフルスタッフと共に2021年1月21日から30日までローマのオリンピック準備センター「ジュリオ・オネスティ ("Giulio Onesti" Olympic Preparation Center)」のあと、ペスカーラの球場での練習を続ける。
1月21日から24日まで選手たちはイタリア国内オリンピック委員会(CONI)のスポーツ科学部門の関係者らと身体テストを行う。1月24日からはチームはペスカーラに移動し、トレーニングを続け、今年最初の公式練習として一歩ずつ調整を始める。22名のアスリート名簿はイタリア野球ソフトボール連盟 (FIBS - Federazione Italiana Baseball Softball) 公式サイトで参照可能。
イタリアチームが最後に集まったのは12月にローマの「ジュリオ・オネスティ」オリンピック準備センターだった。「10月にペスカーラの合宿でチームとして集まったあと、ローマでまた再会できました。そしてここで選手一人一人の身体能力がわかりました。」とFIBSのロベルタ・ソルディ副会長でイタリアソフトボールプログラムのトップは語った。「ジムやウェイトルームでチームメイトと共に汗を流し励まし合いながら練習することができないのは残念ですが、全体的にはうまく進んでいると思います。」
「オブレターヘッドコーチの指示で、各選手は技術的な理論について学んだり、東京オリンピックで対峙する投手など過去の試合の分析動画を見る機会を得ました。」
ソルディ氏はまたイタリアは3月(8日から11日)オーストラリアに遠征しオーストラリアパシフィックカップに出場することも発表した。
イタリア代表ソフトボールチームは7月にオランダユトレヒトで行われたWBSCソフトボール ヨーロッパ/アフリカオリンピック予選で無敗のまま優勝しオリンピックへの出場権を獲得した。
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