WBSCソフトボール世界ランキング2位として、前大会の北京2008オリンピックの金メダルリストとして日本がオリンピック競技に挑む。北京2008五輪優勝から13年ぶりの連覇を目指す。
宇津木麗華ヘッドコーチは現在7月21日(水)午前9時(日本時間)に福島県営あづまスタジアムで行われるオーストラリアとの開幕戦に集中している。これは東京2020オリンピック競技でまさに最初に行われる公式試合だ。
「私たちのソフトボールの魂を見せたいです。そして日本国民としての福島に対する私の思いを伝えたいと思います」と宇津木コーチは通訳を介して語った。
スター投手の上野由岐子はオーストラリアとの開幕戦の次の日に39歳の誕生日を迎える。上野は、北京2008では準決勝オーストラリア、決勝アメリカとの戦いで合わせて600球を投球して金メダルを獲得したヒーローだ。
「あの時と同じパフォーマンスはできないと思いますが、ベストを尽くしたいと思います」と上野は意気込みを口にした。
北京オリンピック開催からすでに長い時間が経っている。13年といえばスポーツの世界ではもはや時代が違う。
「あれからいろいろありました。13年前とはメンタルも違います。」と上野は言う。
山田恵理も北京に出場した。野球のレジェンド、イチロー選手を尊敬している現在38歳のスラッガーは、またオリンピックに出場できるチャンスが得られて幸せだという。
「多くの人の支えのおかげで私はこれまで選手人生を歩んでこられました」と感謝した。
そしてヘッドコーチのためにもぜひ活躍したいという。「宇津木コーチをオリンピックで勝たせてあげたい。結果を出してコーチに感謝を表したいです」と伝えた。
関連記事
- WBSC interviews Ueno, Yamada during Softball World Cup 2018
- オリンピックソフトボールの見どころ紹介