日本オリンピックソフトボールチームの宇津木ヘッドコーチが最終ロースター発表を控えて選手選考について語る
16/03/2021 1 記事を読む目安時間

日本オリンピックソフトボールチームの宇津木ヘッドコーチが最終ロースター発表を控えて選手選考について語る

宇津木ヘッドコーチは最近、日本のロースター最終選考についていくつかのヒントを語っている。

日本オリンピックソフトボールチームの宇津木麗華ヘッドコーチがこの数日で大きな決断を下さなければならない。チームは19日まで沖縄で今年度初の合宿中だが、その4日後東京2020オリンピックに出場する15名の代表最終ロースターが日本ソフトボール連盟から発表される。

東京2020オリンピック公式サイトのインタビューで宇津木ヘッドコーチは最終ロースターについていくつかのヒントを出している。

日本チームを牽引するツートップの投手が上野由岐子と藤田和であることは誰もが予想しているだろう。

「 上野由岐子と藤田倭が二人が日本の要になります」と宇津木コーチは語った。

宇津木コーチは、濱村ゆかりと尾崎望良には自分が出せる能力を見せてほしいと言ってあり、若い股美咲や後藤美希希友には変化球を勉強させているという。「特に後藤は将来的なことを考えればライズボールが必要。」と語った。

捕手のロースターは2枠だ。正捕手として強化してきた我妻悠香については「 ピッチャーが一番いいボールを自信持って投げられるような配球をしてほしいと思っています。」と語っている。

捕手の補欠を争うことになる峰幸代と清原奈侑の違いについても指摘している。峰は上野のボールをずっと捕ってきたし、藤田ともバッテリーを組んでいるので、配球など暗黙の了解があり安心できるという。

一方清原は才能は高いが、上野とも藤田ともこれまで組んだことがないので、二人の投球に慣れるよう、練習や試合でできるだけ組ませているという。

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宇津木コーチが強化しているのはのはセカンドだ。

「内野は力のある選手が多いですね。今は昨年までの反省で、セカンドを重視して強化しています。」と宇津木は語った。「川端瞳は若くて(24歳)力溢れている感じがします。肩もよく、バッテイングの勢いもある。」

「市口侑果は肩が少し弱いですが、捕って連続動作ですぐ投げるような、能力を生かす動き方、技術を教えています。」

また 外野手には山崎咲、山田絵里、原田のどかがそれぞれレフト、センター、ライトになるだろうと答えている。

「この3人は打つ方でも守備でも日本一の外野手だと思いますし、世界でもトップレベルです。山崎と原田は守備範囲が広いので、それを生かしてカバーしながら、いい守りができると思います。」と語った。


Tokyo 2020 – Olympic Softball