侍ジャパンはアメリカ・フロリダ州ブレイデントンとサラソタで9月9日から実施する第30回WBSC U-18 野球ワールドカップに出場する20名の選手を発表した。
日本はこの年齢カテゴリーの大会では過去8大会に出場し銀メダル4個、銅メダル1個を獲得、初のWBSC U-18野球ワールドカップ王者を目指す。世界トップの日本は前回の2019年大会では5位に終わった。
20名は全て8月22日(月)に閉幕したばかりの夏の全国高等学校野球選手権大会のベストナイン。夏の甲子園では仙台育英高校が下関国際高等学校を決勝で8対1で破って優勝した。
この代表リストは投手8名、捕手3名、内野手6名、外野手4名。
代表リスト一覧
「投手を中心とした堅い守りと機動力を使って好機を確実に得点に結びつける攻撃が日本の目指す野球と考えている」と明徳義塾高校のベテラン監督でもある馬淵史郎監督が侍ジャパン公式サイトに語った。
馬淵監督は「好機を確実に得点に結びつけることが大切。選手選考にあたっては、日本の目指す野球を体現できる選手を選考していただきました。短期間でチーム力を上げ、スタッフ、選手一丸となり、日本を代表して戦うという誇りを持って 大会に臨みます。」とコメントした。
8月31日(水)、U-18日本代表チームは千葉のZOZOマリンスタジアムにて大学日本代表と壮行試合を行う。
第30回WBSC U-18野球ワールドカップはアメリカ・フロリダ州ブレイデントンとサラソタで9月9日から実施する。
世界1位の日本はグループBでイタリア(世界17位)、メキシコ(4位)、パナマ(13位)、オーストラリア(10位)、チャイニーズタイペイ(2位)と対戦する。
一方グループAはアメリカ(5位)、韓国(3位)、オランダ(8位)、カナダ(12位)、ブラジル(25位)、南アフリカ(26位)。
グループラウンド終了後、各グループの上位3チームが9月15日から17日に行われるスーパーラウンドへと進む。
銅メダル決定戦と決勝戦は9月18日(日)。
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