日本女子ソフトボール代表チーム主将山田恵里が2020年8月のワールドゲームズアスリートに選ばれた。国際ワールドゲームズ協会(IWAGA)が今日(1日)公式に発表した。日本は2022年に行われる次のワールドゲームズに出場する8チームのうちの一つ。
山田は2004年のアテネで銅、2008年北京で金とオリンピックで2個のメダルを獲得し、来年東京2020オリンピックで3個目のメダルを目指す。山田はまたWBSC世界選手権も2度優勝し、近年のソフトボール史に残る最も有名なソフトボール選手の一人だ。
アラバマ州バーミングハムで行われる2022ワールドゲームズでソフトボール 大会が行われる。出場するのは世界首位アメリカ(開催国)、2位日本、3位カナダ、5位メキシコ、6位チャイニーズタイペイ、7位中国、8位オーストラリア、そして2020ヨーロッパ選手権大会勝利チームの8チーム。
WBSCは2022ワールドゲームズを2022年最高峰の女子国際ソフトボールとして捉えており、勝利チームはその年の世界王者となる。2021年に開催が予定されていたWBSC女子ソフトボールワールドカップは2023年に延期された。
ソフトボールはワールドゲームズ創設競技の一つ。1981年に初めてカリフォルニア州サンタクララで行われ、その後1985年にロンドンで開催された。2大会ともアメリカが優勝した。さらにソフトボールは2013年チリ大会でも選抜競技として行われ、キューバが優勝した。
ワールドゲームズは4年に一度IWAGAが開催する総合競技大会で国際オリンピック委員会が後援している。第11回ワールドゲームズはアメリカ、アラバマ州バーミングハムで2022年7月7日から17日まで行われる。30種目を超えるおよそ3600名のアスリートが100か国から集まり次のワールドゲームズに参加する。