日本女子ソフトボールリーグ機構がレギュラーシーズン最終節を迎える
21/10/2020 1 記事を読む目安時間

日本女子ソフトボールリーグ機構がレギュラーシーズン最終節を迎える

最終順位の上位5チームが第53回女子ソフトボールリーグの決勝トーナメントに進出する。

今週日本女子ソフトボールリーグは最後の12試合で2020年のレギュラーシーズンを終了し、上位5チームが決勝トーナメントに進出する。シーズンの前半が中止されたため、短縮されたこのシーズンは9月5日に開幕した。

上位3チームは、東京2020オリンピック出場する日本、メキシコ、アメリカ代表チームのエースが揃っている。

最終順位のトップのトヨタレッドテリアーズ(8勝1敗)にはCOVID-19 による渡航規制のため来日が遅れていたアメリカのエースモニカ・アボットが加わった。若き後藤希友は昨年の WBSC U-19女子ソフトボールワールドカップ で日本代表として投球し銀メダルを獲得し、アボット不在中にチームを支え、31.1イニング投球で4勝0敗、1.77 ERAをマークした。

2位は全シーズン優勝の豊田自動織機シャイニングベガと ビックカメラ Bee Queenが同率で並んだ。メキシコのスターでシャイニングベガのダラス・エスコベードは安定した投球で、7勝2敗、0.98 ERA。Bee Queenと日本代表のレジェンド上野由岐子も3勝2敗、2.41 ERAについた。9月27日に行われた両チーム同士での戦いではシャイニングベガが8回延長タイブレークを制し、Bee Queenを3対2で破った。

太陽誘電(6勝3敗)、Honda Reverta(5勝4敗)、デンソー(4勝5敗)、伊予銀行Vertz(4勝5敗)も決勝トーナメントの1枠を狙う。

決勝トーナメントは11月7日から8日に開催。形式は敗者復活戦を含むページシステム。総当たり戦をして上位2チームが対戦し、勝ったチームが決勝第一シードを獲得、負けたチームは敗者復活をかけて準決勝へ進む。4位と5位のチームも対戦し、勝ったチームは3位チームと対戦する。この試合で勝利したチームが準決勝に進む。決勝は11月8日日本時間午後1時。

写真提供ビックカメラBee Queen