先週、タイで開催された第1回男女混合スローピッチアジアカップソフトボールを皮切りに、アジアでは6月にワールドカップ大陸予選が3大会行われるなど、多くのソフトボールの試合が予定されている。U-15女子ソフトボールアジアカップ、U-18男子ソフトボールアジアカップ、シニア男子ソフトボールアジアカップで、それぞれのWBSCワールドカップのアジア代表が決定する。
予定される3大会のうち、最初に行われるのはU-15女子ソフトボールワールドカップ・アジア予選。6月13日から17日まで、台湾の南投市埔里郷にある福興軟式野球場に7チームが出場し、上位2チームがワールドカップ出場になる。
香港、インド、日本、韓国、フィリピン、シンガポール、開催国チャイニーズ・タイペイは、4日間のラウンドロビンを行う。予選ラウンド終了後の1位と2位のチームは金メダル決定戦、3位と4位のチームは銅メダル決定戦で対戦する。
最終順位の上位2チーム(開催国である日本を除く)が、10月21日~29日に東京で開催される第1回WBSC U-15女子ソフトボールワールドカップに進出することになる。
U-18男子ソフトボールアジアカップは、6月22日から24日まで、高知市の春野ソフトボールスタジアムで開催され、香港、インド、日本、フィリピン、シンガポール、チャイニーズ・タイペイの6チームが参加する。
最終順位上位2チームは、11月11日から19日までメキシコのエルモシロで開催予定の第14回 WBSC U-18男子ソフトボールワールドカップに進出する。
U-18男子が終了した翌日、同会場で男子ソフトボールアジアカップが行われ、香港、中国、インド、日本、フィリピン、シンガポール、チャイニーズ・タイペイの6チームが出場する。
アジア王者、準優勝、銅メダル獲得チームは第18回男子ソフトボールワールドカップの出場権を獲得する。同大会のグループステージは2024年、決勝戦は2025年に行われる。