NCダイノスが韓国野球機構(KBO)の新王者に輝いた。
NCダイノスは2013年にKBOに加入して以来初めて、6試合シリーズで斗山ベアーズを破り、韓国シリーズで優勝した。
韓国シリーズの結果
ディノス5-3ベアーズ
ベアーズ5-4ディノス
ベアーズ7-6ディノス
ディノス3-0ベアーズ
ディノス5-0ベアーズ
ディノス4-2ベアーズ
ベアーズは、第3試合を勝利し、2勝1敗にリードした。WBSC プレミア12 2019の韓国代表チームの代打で6試合で始めた金 宰煥選手は7回のタイブレーカーを含む3安打を放った。
しかしながら前優勝チームの攻撃はその後25回にわたって無得点が続き、第6試合の7回でかろうじで得点するが、ディノスはすでに4点で先攻していた。
シリーズの最後の3試合では、ディノスの投手陣からの何人かの英雄達が活躍した。シリーズ開幕戦で勝利した元メジャーリーグ投手Drew Rucinsky(ドリュー・ルチンスキー)投手は、第4試合目に8回のアウトをとり、21歳の先発投手、 Song Myung-gi(ソン・ミョンギ)が続いて第5試合を無失点に抑えた。
シリーズ最終戦ではソンが8回を無失点に抑え、9回は クローザーWon Jong-hyanが投球した。ルチンスキーは第4戦ではセーブ、2日の休息日を挟んで6戦目は先発し、5イニング無失点をマークした。
また具昌模選手は第5試合で7イニング無失点で勝利に導いた。
韓国が2015プレミア12で優勝した際に活躍、第2回で2位を獲得したスターキャッチャーの梁義智捕手は、第4試合の6回でディノスをリードさせ、第6試合で2ランホームランを打った。
韓国シリーズ2020は、ソウルの高尺スカイドームで全試合がおこなわれた。ソウルの高尺スカイドームは、国内で唯一の屋内スタジアムであり、2019 WBSCプレミア12のグループCの会場でもあった。