ケニア野球連盟は日本の一般財団法人アフリカ野球・ソフト振興機構(J-ABS)と基本合意書(MOU)を交わした。
今回の合意は、ケニアの野球とソフトボールの発展振興に関する5年間のパートナーシップの概要を示している。
その合意の最初の事業として、ナイロビのRowallan Scouts Campでは、全国から集まった30人のコーチを対象とした2日間(7月16〜17日)のクリニックを行った。
今後の計画としては、用具の寄贈、設備投資、甲子園をモデルにした高校全国選手権の開催などがある。
「J-ABSは、ナイジェリア、ガーナ、タンザニアをはじめ、アフリカで広範な発展振興事業を行ってきました」と、ケニア野球連盟のタイタス・ムトウィリ会長はテレビのインタビューで語った。
J-ABSは現在、ブルキナファソと南スーダンでも活動している。
「この合意は、ケニアでの競技発展に必ず大きな役割を果たすでしょう。主にコーチをトレーニングし、コーチ育成を目指します。理想なのはもっと競技施設が増えることです」とムトウィリ会長は加えた。
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