ニュージーランド審判マーク・ポーテウス 東京2020オリンピック審判指名に驚きと喜び
08/09/2020 1 記事を読む目安時間

ニュージーランド審判マーク・ポーテウス 東京2020オリンピック審判指名に驚きと喜び

60歳ニュージーランド審判員ポーテウスはニュージーランドの年間表彰を受賞し、審判として最高の年を締めくくった。

マーク・ポーテウスはソフトボール界でも屈指のトップ審判員として考えられているが、来年の東京オリンピック20202の審判員として世界野球ソフトボール連盟(WBSC)に指名されたことはポーテウス自身も驚いた。

2020東京オリンピックソフトボールの審判員9名のうちの一人に選出されたことををポーテウスは2020年1月に通知された。

「選出されて大変光栄です。特にニュージーランドはソフトボールには出場しないことを考えると特に驚いています。オセアニアからは2名の審判員が選ばれましたがなかなかないことです。」と彼は語った。

最近彼はソフトボールワールドカップ2大会とオリンピックソフトボール予選でも審判を務め、国内の優秀なソフトボール選手らを抜いてニュージーランドソフトボール年間表彰(2019年)を受賞した。

「ニュージーランドが選手やコーチに続き審判員を三つ目のチームとして認めてくれることを大変嬉しく思います。」とポーテウスはニュージーランドのニュースサイト「Stuff」で語った。

2019年、彼はチェコのプラハで行われたWBSC男子ソフトボール世界選手権の決勝では一塁審を務め、上海のWBSCソフトボール アジア/オーストラリアオリンピック予選では役員を務めた。そして2月にニュージーランドのパーマストンノースで行われた2020 WBSC U-18 男子ソフトボールワールドカップで彼の今年度の国際シーズンが終わった。

「(東京2020)審判員のほとんどがパーマストンノースにいましたから、少し調整ができました。それ以降は定期的にZOOMのビデオ会議で会っています。」

元3塁手・ユーティリティプレーヤーのポーテウスは現役引退直後の2006年から審判員としてのキャリアを始めた。2008年に国内審判員バッジを受け、2011年に国際審判員に認定された。

彼の初めての選手権大会決勝(WBSC世界ジュニア男子選手権大会2012 in アルゼンチン)では6千から7千人のパラナの観客が動員された。

「ファンたちは大変騒々しく、ドラムを叩いたり、トランペットを吹いたり、花火が上がったりしていました。本当に大騒ぎでした。」

東京2020大会のあともポーテウスはキャリアを続けていく意向だ。

「まだ良い仕事ができていると思います。体を鍛え、最前線に立っていたい。次の男子ソフトボールワールドカップはここノースハーバーズのローズデールパークで2022年に行われます。」

「その時は違う形での参加になるかもしれませんが、できれば審判員として出場したいです。それが目標ですね。」と締めくくった。