06/11/2019 1 記事を読む目安時間

韓国がオーストラリアを完封

前大会王者・韓国のピッチングにオーストラリアのラインアップは太刀打ちできなかった。光る守備プレーでさらなる失点を回避した。

スター右腕投手のYang Hyeonjongが6回を投げてわずか内野安打1本に抑え、世界3位の韓国が7位のオーストラリアに対して5-0の完封勝利で2019年WBSCプレミア12グループCの初日を終えた。

オーストラリアのDavid Nilsson監督は「我々はしっかり準備して試合に臨んだのだが...」

韓国の先発はただただ良すぎた。コントロールの良さはおまけだ。2点入れられた時点でやられたと思った。」とコメントした。

韓国のKim Kyungmoon監督は「トーナメントの初戦はいつも心配になるが、うちの先発はそんな空気を払いのけてくれた。彼はもう1イニング投げれたが、我々は6回を終わった時点で十分なリードだと考えた。」と語った。

Yan Hyeonjongは「とても体調がいいと思う。プレッシャーを感じたが自信もたっぷりあった。」と語った。

韓国の投手陣は一様によかった。Lee Youngha、Lee Yongchan、Won Jonghyanの3人が3回をパーフェクトに抑え、ゲームを締め括った。

韓国は2回裏にオーストラリア先発のTim Athertonから先制点を奪った。Min Byunghun右翼手がシングルヒットを打ち、Hur Kyoungmin三塁手がツーベースヒットを放って2-0とした。韓国に4点目を迎え入れたのもHurだ。3回裏、Lee Junghoo中堅手がリリーフのSteven Kentから二塁打を放ってさらに一点追加した。韓国は8回裏に押し出しの四球で5点目をあげた。

Leeは3回に二塁を飛び出してアウトになり、さらなる攻撃の芽を摘んでしまった。オーストラリアの守備は様々な素晴らしいプレーで追加点を阻止した。オーストラリアのDarryl George三塁手はYang Euij捕手の打球を信じられないような守備でアウトにした。Yangはセンターにかっ飛ばした時もAaron Whitefieldの好捕に阻まれ、またもやアウトになった。

オーストラリアのトーナメントは明日、5位のキューバ戦で負けると危うくなる。一方、プレミア12前回王者の韓国は10位のカナダに勝てばスーパーラウンドへの進出が決まる。