9回まで続いた投手戦は、9回表にルシアーノ・ビオンディが放ったバントで勝負が決まった。これでアルゼンチンは1-0でスーパーラウンドを終え、WBSC U-23男子ソフトボールワールドカップにおける日本の7連勝を阻止した。
アルゼンチンのマティアス・エチェバースとフアン・ホセ・ペペが今大会屈指の強力なラインナップを持つチームを相手に、9回完封勝利を収めた。
日本は4投手を起用してバランスよく相手チームを抑え9回まで無失点に抑えた。小野寺翔太が3イニング、続く2イニングを八木孔輝、さらに2イニングを海邊和也がリリーフし、最後に大西泰河がセーブ。4継投合わせて19奪三振、無四球に抑え、わずか2安打とビオンディの2つのバントを許したのみだった。
9回表、走者三塁の同点チャンスで、2アウトからビオンディがバントで1塁に出ると、トーマス・マチューカが勝負を決める1点を入れた。
アルゼンチンの先発はエチェバースは4回投球、3被安打、1四球、8奪三振。その後、リリーフに立ったペペは、5回投球、無安打、無四球で、8奪三振の素晴らしい投球を見せた。
日曜日、日本はオーストラリアと決勝、アルゼンチンはメキシコと3位決定戦を行う。アルゼンチンとメキシコはオープニングラウンドでも対戦しており、メキシコが開幕戦で開催国に逆転勝利を収めた。