全米アマチュア野球連盟のマイク・ソーシア監督がWBSCアメリカ大陸オリンピック予選に出場するチームの最終コーチメンバーを発表した。
ベンチコーチのJerry Weinstein氏をはじめ、そのほかDave Wallace (ピッチングコーチ)、Ernie Young (ヒッティング及び一塁コーチ)、 Darren Fenster (三塁コーチ) 、Roly de Armas (ブルペンコーチ)。
2021スタッフのこれまでの代表チームとしての選手・コーチ経験を合わせると19年の経験に及ぶ。彼らは合わせて代表選手として金メダル5個、銀メダル5個を獲得している。Young氏は2000シドニー五輪に出場し金メダルに輝いた。
アメリカにとって五輪予選は過酷な戦いとなる。5月31日から6月5日までフロリダ州セント・ルーシー郡とウエストパームビーチで行われるWBSC野球アメリカ大陸予選に出場する8チームは以下の通り。
グループA 2位アメリカ、10位ドミニカ共和国、11位プエルトリコ、15位ニカラグア
グループB 8位キューバ、9位ベネズエラ、13位カナダ、14位コロンビア
ソーシア監督は「Roly de Armas、 Darren Fenster、Dave Wallace、Jerry Weinstein、Ernie Youngをコーチングスタッフに迎えることができて嬉しく思います。彼らの経験はチームに大変貴重です。コーチングスタッフはそれを考えて構成しました。オリンピック予選は特別な大会ですから今回加わったErnie, Jerry, and Roly以外にもすでにオリンピック経験者の二人のコーチがいることは大変心強い。こうして全てのコーチたちの経験年数を合計すると100年を超えることになります。彼らとともに東京オリンピックを目指すのを楽しみにしてます。」とソーシア監督は意気込みを語った。
Weinstein氏は1992年バルセロナ五輪と1996年アトランタでアメリカ代表コーチングスタッフを務めた。彼は2017年ワールドベースボールクラシックではイスラエルチームを監督指揮した。
Wallace氏はアメリカ代表での経歴は初めてだが、メジャーリーグベースボール(MLB)でのピッチングコーチの長年の経験がある。
De Armas氏は北京2008オリンピックでアメリカ代表のブルペンコーチを務め、IBAFワールドカップ(2007年と2009年)の優勝にも貢献した。またWBSCプレミア12(2015年)でもスタッフとして参加した。
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