ドミニカ共和国「私たちが歴史を刻んだ」 監督、選手がドミニカ共和国対韓国オリンピック野球銅メダル決定戦について振り返る
07/08/2021 1 記事を読む目安時間

ドミニカ共和国「私たちが歴史を刻んだ」 監督、選手がドミニカ共和国対韓国オリンピック野球銅メダル決定戦について振り返る

「今やドミニカ共和国の若者たちは、自国のために競争することができ、オリンピックで野球でもメダルを獲得できることを確認しました。」とエクトル・ボルグ 監督はコメントした。韓国のキム・ギョンムン監督は、「応援してくれた人たちに申し訳ない。国際舞台で勝利するには、もっとすぐれた先発投手が必要だ」と語った。

「今やドミニカ共和国の若者たちは、自国のために競争することができ、オリンピックで野球でもメダルを獲得できることを確認しました。」とエクトル・ボルグ 監督はコメントした。韓国のキム・ギョンムン監督は、「応援してくれた人たちに申し訳ない。国際舞台で勝利するには、もっとすぐれた先発投手が必要だ」と語った。

試合レポート詳細  ボックススコア

東京オリンピック2020は、ドミニカ共和国にとってオリンピックの歴史的なオリンピックとして記憶されるだろう。ドミニカ共和国は1984年に初めてオリンピック出場して以来、これまでに7つのメダルを獲得している。現在進行中の今オリンピックでは、国のスポーツで初の団体競技での銅メダルを含む5つのメダルを獲得した

「今やドミニカ共和国の若者たちは、自分たちの国のために競争し、オリンピックでも野球でもメダルを獲得できることを認識しました。」エクトル・ボルグ ポランコ監督はコメントした。「選手たちを思い、とてもうれしく思います。彼らは一生懸命練習してきたし、それに値する結果だと思います。フロリダでの予選初日から難しい試合に直面しました。前日のことを考えずに、1試合ずつプレーしました。個人的には 、銅メダルを国に持ち帰ることを誇りに思います。私の故郷であるラロマーナでは、彼らが祝賀会を企画していると聞きました。これが私たちの生き方です。ドミニカ人は踊るのが好きで、幸せで、祝以後とが大好きです。素晴らしい祝賀会になるでしょう」

クリストファー・メルセデスが勝利投手、リリーフとして3.1イニングを投球した。彼は8月3日のイスラエルとの試合先発登板し、4.1イニング、75球。ホセ・ディアスはセーブ、9回裏の走者二、三塁から連続3奪三振を達成した。

「私たちは歴史を作りました。」とメルセデスはコメントした。「故郷の人たちを笑顔にできることをとても誇りに思います。大変な試合でしたが、銅メダルを獲得するということだけを考えていました。神様ありがとう。勝つことができました」

フリオ・ロドリゲス、ホアン・フランシスコ、ホアン・ミエセスが本塁打を打った。

「チームに貢献することがすべてです。チームを勝たせるために助けになることだけです。」とロドリゲスはコメントした。実際、[本塁打]は試合で一番気に入っている部分ではなく、私にとって、試合を引き分けにしてホアン・フランシスコに打席を与えることができた[8回]の四球で歩いたときでした。それが私が一番好きな打席でした。本塁打は素晴らしく、エキサイティングでしたが、何より私のお気に入りの打席はあの四球で歩いた時でした。」

先頭打者エミリオ・ボニファシオは4打数2安打を記録。

「このメダルは、WBSC世界ランキングでのドミニカ共和国の地位を向上させるだろう」とボニファシオはコメントした。「私たちの勝利は、十分に努力すればあなたができないことは何もないことを示しています」

ボニファシオ氏は、「ファンなしでプレーすることは普通ではありませんが、パンデミックによる制限であり、自分たちにはどうすることはできません。とにかく忘れられない経験でした。」と付け加えた。

韓国は9投手を起用した。先発のキム・ミンウは1アウトしか出せず、たった17球を投げ、本塁打を2本被弾した。

「韓国で私たちを応援してくれた人々に申し訳ないと思います。」キム・ギョムン監督は語った。「彼らの期待に応えることができなかった。負けた後、試合についてコメントするのは簡単ではないが、私たちの主な問題は、最初のイニングからブルペンに投手を用意することだったのは明らかだ。国際トップレベルで競争したいのならより良い先発投手を送らねばならない」

キム・ミンウは「オリンピックに出場することは私の夢のひとつでした。ここに来られてとても光栄でした。監督とチームメイトに感謝したい。うまくプレーできなかったが、国際舞台に戻ってもっと成功する準備をすることを保証します」と語った。

韓国チームのキャプテンのキム・ヒョンスが2008韓国の金メダルチームから戻ってきた唯一の選手だった。彼は1本塁打を含む4打席2安打の記録を残した。

「2008年は若い選手だったので、あまりよくわかりませんでしたが、今回はここでは勝つためのプレッシャーを感じました。監督のリードに従えず、チームメイトに刺激を与えることもできず、そして私たちを応援してくれた人たちにもとても申し訳なく思います。もちろん本当にがっかりしました。でもそれでも私たちは素晴らしいチームだったと思います。年配の選手はプレッシャーにうまく対処することができませんでした。これが若い選手に影響を与えた可能性もあります」

最後にキム選手は「韓国野球機構(KBO)のシーズンに戻り、一生懸命頑張って勝つだけです。」と語った。