2025年ワールドゲームズに男女ソフトボール実施決定
12/05/2023 1 記事を読む目安時間

2025年ワールドゲームズに男女ソフトボール実施決定

中国・成都で開催される2種目には、それぞれ8チームが出場。登録選手は15名、合計240名のソフトボール選手が参加する予定だ。

国際ワールドゲームズ協会(IWGA)は、男子ソフトボールと女子ソフトボールが、ワールドゲームズ2025のメダル種目として正式に決定したことを発表した。世界野球ソフトボール連盟(WBSC)の提案を受けて、IWGAの執行委員会が決定した。

中国・成都で開催される2種目には、それぞれ8チームが出場。登録選手は15名、合計240名のソフトボール選手が参加することとなる。

WBSCのリカルド・フラッカーリ会長は、「2022年のワールドゲームズでの女子ソフトボールと昨年の男子ソフトボールワールドカップでの大成功に続き、2025年のワールドゲームズのプログラムに両種目が含まれることを誇りに思います。ソフトボールには素晴らしいアスリートがおり、2ステージ体制のワールドカップ開催と並んで、彼女らの素晴らしいスキルセットと最高峰のソフトボールが披露できる国際大会となります」とコメントした。

2023年5月3日にスペインのマドリードで開催された年次総会でワールドゲームズ2025のスポーツプログラムが承認され、2025年8月7日から17日にかけて開催される成都2025大会での男女ソフトボールが大会の公式競技30種の1つとして決定した。

アメリカ・アラバマ州バーミングハムで開催されたワールドゲームズ 2022では、女子ソフトボール競技が大会全体および1種目・1試合あたりの観客動員数最多を記録。選手の平均年齢も25歳と最も若い部類に入るなど、ソフトボールが最も成功したスポーツの1つであることを証明した

ワールドゲームズとは、国際オリンピック委員会の後援のもと、IWGAが4年に1度開催する複合スポーツの祭典。

野球とソフトボールは、1980年にIWGAが創設した12競技のうちの2競技である。ソフトボールは、1981年のサンタクララ大会(男女)と1985年のロンドン大会(女子)でワールドゲームズの一部となり、2022年のアラバマ州バーミンガムでのワールドゲームズが女子ソフトボールの3度目の公式出場となった。