メキシコ代表女子ソフトボールチームが11月20日、国内最高栄誉のスポーツアワード「Premio Nacional de Deportes (ナショナル・スポーツアワード)」を受賞した。代表チームはWBSCグローバルアンバサダーも務めるアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領からアワードが授与された。元MLB投手のフェルナンド・バレンズエラもその卓越した功績が認められ表彰された。
メキシコソフトボールチームの受賞理由はオリンピック東京2020への初出場権を獲得したためだ。メキシコは2019年カナダのサレーで行われたWBSCソフトボールアメリカオリンピック大陸予選で無敗のまま勝利した。
ロサンゼルス・ドジャースでプレーしていたメキシコ野球史上トップの野球選手の一人とされているバレンズエラもロペス・オベラドール大統領から表彰された。「メキシコ史上最高の野球選手であるフェルナンド・バレンズエラにこのナショナルスポーツアワードを表彰する栄誉にあずかり光栄です。私も野球をしているので、彼のことを心から尊敬しています。」と大統領は語った。
ワールドシリーズ2020で優勝に輝いたロサンゼルス・ドジャースの左投げ投手フリオ・ウリアスもまたこの授賞式に出席し、式典の後、政府官邸にあるロペス・オブラドール大統領の大統領室に招かれた。