新たに全米プロソフトボールリーグ発足 女子プロファストピッチ(WPF)

新たに全米プロソフトボールリーグ発足 女子プロファストピッチ(WPF)
14/10/2021
新設シーズンは2022年6月から8月15日まで。プロ女子ソフトボール選手に活躍するチャンスを提供することを目的とする。

アメリカソフトボール連盟と米国スポーツ特別協会 (USSSA)(どちらもWBSC会員および準会員)は来年6月から始まる新たなソフトボールリーグ、女子プロファストピッチ (WPF)を発表した。WPFは、アメリカソフトボール連盟、米国スポーツ特別協会 (USSSA)、Smash It Sportsが共同で設立。ソフトボール選手たちが大学卒業後も長期間プレーできる機会を提供することを目的としている。最終目標はこのリーグを世界中の若い女子選手にとってプロになる夢が叶えられる場所にすることだ。

元プロソフトボール選手でWBSC世界ジュニア女子ソフトボール選手権大会2011に勝利したLauren Chamberlainが同リーグのコミッショナーに指名された。

「WPFのコミッショナーに指名され大変光栄です。わたしはこれまでソフトボールアスリートやソフトボールに影響のある人、そしてそれ以外の他の人々との良好な関係を築くために一生懸命務めてきました。こうした全ての人々たちとの関係性を作る橋となり、卓越したプロレベルのソフトボールリーグを作り、ソフトボールとアスリートにふさわしいリーグとなるよう尽力してまいります」と挨拶した。

「WPFの設立を喜んでおります」とアメリカソフトボール連盟のCEO、クレイグ・クレスCEOはコメントした。「アスリートたちにはプロとしても、国際的な選手としても活躍してほしい。そして大学卒業後もソフトボールが続けていけるような機会を女子選手たちに提供できることを嬉しく思います」と加えた。

「女子プロリーグへの事業参入はUSSSAの、厳密にはUSSSAプライドの使命でした。WPAの発展と設立で主要な役割を担えることに大変興奮しております」とUSSSAのCEOのDonny DeDonatis III氏がコメントした。

新設シーズンは2022年6月15日から8月15日まで。プロ女子ソフトボール選手たちにより多くの活躍の機会を提供することを目的とする。

WPFはオクラホマ州のオクラホマ市に本部を置くが、チームは国内全土でプレーする。新設シーズンは6〜8チームの参入を目指す。