WBSCが最新ソフトボール世界ランキングを発表
28/06/2021 1 記事を読む目安時間

WBSCが最新ソフトボール世界ランキングを発表

WBSC女子ソフトボール世界ランキング67か国、WBSC男子ソフトボール世界ランキングは49か国がランクイン。

WBSCは今日、男子・女子のWBSCソフトボールランキング最新版を発表した。WBSCソフトボール世界ランキングは過去4年間に行われたWBSC公認の国際大会での各国の代表チーム全体の成績を元に順位を出す。

女子ソフトボール

WBSC女子ソフトボール世界ランキングはWBSC女子ソフトボール世界選手権2016の結果が失効した。この世界最高峰の女子ソフトボール国際大会には過去最高の31チームが出場した。

世界首位のアメリカは3951ポイント、続いて日本(3768p)、カナダ(3465p)。この上位3か国は全てオリンピックに出場。オリンピックではほかに世界5位メキシコ、8位オーストラリア、9位イタリアとそのライバルの9位オランダ(2016年大会での成績が失効し4位からランクダウン)が出場する。

Women's Softball World Rankings - Top 10

上位12位までで変更があったのはチェコ。フィリピンを抜いて11位にランクインした。

エクアドルは2016年の世界選手権大会の349ポイントが失効し29ランク落ちて64位。同じくセルビアは2016年の256ポイントが失効し、19ランクダウンの62位となった。

あわせて67か国がWBSC女子ソフトボール世界ランキングにランクインしている。

男子ソフトボール

WBSC男子ソフトボールランキングもまた2016WBSC世界男子ジュニア選手権大会のポイントが失効した。同大会が改名して行われた2020WBSC U-18男子ソフトボールワールドカップのポイントもパンデミック後の計算に加えられた。世界男子ヨーロッパ選手権大会のポイントもこの最新版ランキングに反映されている。

上位2チームは変わらず、首位日本に2位アルゼンチンがわずか6ポイントの差でついた。

Men's Softball World Rankings - Top 10

一方、世界ジュニア男子選手権大会2016では6位だったオーストラリが2020年大会では銀メダルに入り、初めてランキング上位3位以内に入った。オーストラリアは2ランクアップし、ニュージーランド(初めて上位3位から外れ、現在4位)、5位カナダを追い抜いた。

ヨーロッパ王者のチェコはワンランクアップで自己最高の6位。アメリカは7位にワンランクダウン。

U-18 男子ソフトボールワールドカップ 2020で6位を獲得して世界を驚かせたグアテマラは8ランクアップし、21位から13位に順位を伸ばした。22位クロアチアは6ランクアップ、28位スロバキアと33位スェーデンもヨーロッパ選手権の後7ランクアップした。

合わせて49カ国がWBSC男子ソフトボール世界ランキングにランクインしている。

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