2022年は野球、ソフトボール、ベースボール5あわせて9大会を予定
18/01/2022 1 記事を読む目安時間

2022年は野球、ソフトボール、ベースボール5あわせて9大会を予定

WBSC執行役員会は1月11日に今年最初の会合を行い、2022年の野球、ソフトボール、ベースボール5の国際大会日程を承認した。

世界野球ソフトボール連盟(WBSC)執行役員会は2022年国際大会の暫定日程を承認した。承認されたのは野球4大会、ソフトボール4大会、新設ベースボール5ワールドカップ1大会。

「2021年には野球とソフトボールがオリンピック復帰を果たし、また U-23野球ワールドカップ、U-18 ソフトボールワールドカップが行われました。2022年ももっと多くの大会が見られることを楽しみにしています」とWBSCのリッカルド・フラッカーリ会長は語った。「できるだけ予定通りに国際大会を実施することは重要ですが、アスリート、オフィシャル、ファンの皆さんの安全と健康も同じく大切です。今後も世界的パンデミック禍の最新状況に合わせていくつもりです」

ソフトボール

WBSCのソフトボールシーズンは7月9日から13日アメリカで予定されているワールドゲームズ2022で開幕する。アラバマ州バーミングハムのフーバーメトロポリタンスタジアムにて行われる今年度最高峰のソフトボール大会でソフトボール世界チャンピオンが決定する。女子ソフトボール世界ランキングの上位8チーム、東京2020オリンピック6チームが同大会に出場する。世界首位日本、2位アメリカ、3位カナダ、4位メキシコ、6位チャイニーズタイペイ、7位中国、8位イタリア、9位オーストリア。

U-12 男女混合ソフトボールワールドカップは台湾で8月10日から14日までの予定。第2回ユースワールドカップに出場するのは8チーム、前大会王者のチャイニーズタイペイが自国で2連覇を狙う。

新設U-23 男子ソフトボールワールドカップはアルゼンチンで10月22日から30日まで実施。男子ソフトボール世界ランク2位のアルゼンチンは2012年パラナでの男子ソフトボール世界選手権大会以来10年ぶりの国際大会を自国で開催する。

世界最高峰の男子ソフトボールのフラッグシップ大会である男子ソフトボールワールドカップは今年度最後の国際大会で、ニュージーランドで11月26日から12月4日に実施。チェコとデンマークがヨーロッパ代表として出場、ほかの大陸予選は今後行われのこりの出場10チームを決める。

野球

U-12 野球ワールドカップが野球最初の国際大会。台湾にて7月29日から8月7日まで実施。チャイU-12 野球ワールドカップニーズタイペイ、チェコ、ドミニカ共和国、イタリア、日本、韓国、メキシコ、パナマ、ベネズエラが出場するほか、アフリカ1チームとオセアニア1チーム、さらにワイルドカード1チームを加えて出場チームが全て揃う。

U-18 野球ワールドカップは9月9日から18日までアメリカで開催。同大会には世界中の一流の高校から選ばれた未来の野球スター選手たちが出場する。前U-18大会王者はチャイニーズタイペイ。出場がすでに決まっているアメリカ領サモア、ブラジル、カナダ、チャイニーズタイペイ、イタリア、韓国、メキシコ、オランダ、パナマ、アメリカに加え、今後アフリカ大陸代表1チームが決定する。

世界中の野球リーグで活躍する有望新人選手たちが出場するU-23 野球ワールドカップは台湾にて10月14日から23日まで開催。前大会のU-23野球ワールドカップはベネズエラが優勝した。ドイツとオランダがヨーロッパ大陸予選を勝ち抜いて出場を決め、今後はアメリカ大陸(4)、アジア(3)、アフリカ(1)、オセアニア(1)、さらにワイルドカード(1)の決定が待たれる。

U-15 野球ワールドカップはまだ開催国は決定していないが、8月後半に開催が予定されている。前大会の優勝はアメリカ。チェコとフランスがすでにヨーロッパ大陸から出場を決めている。今後アメリカ大陸(5)、アジア(2)、アフリカ(1)、オセアニア(1)、ワイルドカード(1)が決定する。

ベースボール5

新設ベースボール5ワールドカップも2022年に開催予定。日程、開催場所は今後発表される。急速に成長しているこの競技は2026ユースオリンピックで初めて開催されることがすでに決まっている。

メキシコがU-15野球ワールドカップとベースボール5ワールドカップの両大会開催国として立候補している。