日本野球機構(NPB)読売ジャイアンツは元メジャーリーグベースボール(MLB)オールスターのジャスティン・スモークと600万USドル+出来高で契約した。ESPNのジェフ・パッサンが最初に報道し、その後MLBネットワークインサイダーのジョン・ヘイマンがこれを認めた。
1986年生まれのスモークは2008年サウスカロライナ大学卒業時、ドラフトでテキサスレンジャーズからドラフト指名(全体11位)された。大学時代には2007年パンアメリカン競技大会と、2009年のマイナーリーグベースボール(MiLB)時代にはIBAFワールドカップでの銀メダル獲得に貢献した。また9本塁打、22得点をマークしてアメリカの2度目の優勝を助け、大会MVPにも選ばれている。
2010年にメジャーリーグベースボール(MLB)デビューしたが、同年7月スモークはレンジャーズからシアトル・マリナーズにトレード移籍し2014年までプレー。その後ウェーバー公示を経てトロントブルージェイズに移籍した、2019年まで在籍した。もっとも大きな成績を残したのは2017年で、38本塁打をマークしアメリカんリーグオールスターチームに選ばれた。
スモークは2020シーズンはミルウォーキー・ブリューワーズと一年契約を結んだがDFAとなり、2020年9月サンフランシスコ・ジャイアンツとマイナーリーグ契約、その2週間後に自由契約となった。