オリンピック野球競技第3日目 対戦レビュー/先発投手
29/07/2021 1 記事を読む目安時間

オリンピック野球競技第3日目 対戦レビュー/先発投手

7月30日(金)は横浜で2試合を予定。ドミニカ共和国対メキシコとアメリカ対イスラエル。

東京2020オリンピック野球競技3日目の7月30日(金)は2試合が行われる。

ドミニカ共和国対メキシコ(グループA)

ドミニカ共和国は31歳の右投げベテラン、エンジェル・サンチェスを先発に送る。サンチェスは現在日本プロ野球(NPB)読売ジャイアンツでプレー中。メキシコはメキシコ野球リーグ(LMB)のティフアナでプレーしている27歳のテディ・スタンキエビチを先発に起用。

  • ドミニカ共和国は2020オリンピック野球出場権を6月にメキシコのプエブラでおこなわれた最終予選で手に入れた。
  • メキシコはイスラエルと並んでオリンピック野球初出場。
  • 1992年のオリンピック野球を除くオリンピック初出場での最高順位記録は1996年ニカラグアと2004年カナダの4位。
  • 2015年と2019年のプレミア12一次ラウンドでメキシコはドミニカ共和国を下している。2015年は9対6で二次ラウンド進出、2019年は6対1。
  • 2011パンアメリカンゲームズのグループステージではメキシコはドミニカ共和国に3対2で勝利。
  • ドミニカ共和国はオリンピック開幕戦で日本に4対3で敗れた。9回まで3対1でリードしていた。
  • チャルリエ・バレリオ(2)とグスタボ・ヌニェスは日本との試合で打点をマーク。エリック・メシアが2得点、フアン・フランシスコが1得点。

イスラエル対アメリカ(グループB)

アメリカは右投げジョー・ライアンをオリンピック初戦で先発に送る。1996年生まれのライアンはメジャーベースボールリーグ(MLB)ミネソタ・ツィンズのトリプルAでプレーしている。イスラエルの先発は30歳の右投げジョイ・ワグマン。ワグマンは2021シーズンはチェコ・エクストラリーガのテンポ・プラハでプレーした。

  • イスラエルとアメリカは主要野球大会(オリンピック、ワールドカップ、プレミア12、ワールドベースボールクラシック)での対戦歴なし。
  • シドニー2000、アメリカはシドニー野球場でキューバに4対0で勝利し金メダル獲得。
  • 2000年の金メダルの他、アメリカはオリンピックでは1996年と2008年に銅メダルを獲得。1992年は4位、2004年は予選敗退。
  • アメリカの打撃/一塁コーチ、アーニー・ヤングは2000年オリンピックで金メダルを獲得したアメリカ代表チームの一人。
  • アメリカはオリンピック4大会出場中3大会で初戦勝利。2008年大会のみ初戦で韓国に8対7で敗れた。
  • イスラエルはオリンピック開幕戦で、韓国に10回6対5で敗れた。
  • 韓国との試合でのイスラエルの5得点は全て本塁打による。
  • イアン・キンスラーが3回表に本塁打(2打点)、ライアン・ラバーンウェイは6回表(2打点)と9回表(ソロ)と本塁打を2本放った。