オリンピック野球準々決勝 イスラエル対韓国、アメリカ対日本 対戦レビューと先発投手
01/08/2021 1 記事を読む目安時間

オリンピック野球準々決勝 イスラエル対韓国、アメリカ対日本 対戦レビューと先発投手

アメリカと日本の最後の対戦は2019 WBSC プレミア12のスーパーラウンドでアメリカが日本を4対3で日本を下した。韓国は東京2020オリンピックの第2試合でイスラエルに10回6対5サヨナラ勝利している。

東京2020オリンピック野球競技のノックアウトステージ第2日目は準々決勝2試合。勝利チーム同士が8月4日(水)第一準決勝で戦う。

世界24位イスラエル対3位韓国

韓国の先発はキム・ミヌ。26歳右投げのキムは韓国野球委員会(KBO)2021シーズンでハンファ・イーグルスで16試合先発した。

イスラエルは先発にジョイ・ワグマンを起用する。ワグマンは7月30日のアメリカとのグループラウンドの試合で先発登板し3イニング投球した。

  • 今回のオリンピックで韓国はグループ B でイスラエルを10回6対5で下した。イスラエルの投手ジェレミー・ブレイクが延長10回走者2塁から2打者連続死球を出して試合が終わった。
  • イスラエルと韓国は過去の主要主要大会で2度対戦( オリンピック、ワールドカップ、ワールドベースボールクラシック、プレミア12)。
  • 2017ワールドベースボールクラシックの一次ラウンドで韓国はイスラエルに10回2対1で勝利した(ソウル実施)。イスラエルはプール A を突破したが2次ラウンドで敗退。韓国は1次ラウンドで敗退した。
  • 両チームとも東京2020ではそれぞれアメリカに敗れている。 イスラエルは8対1、韓国は4対2。
  • 過去のオリンピックで韓国は2度野球競技でメダルを獲得(2000年銅、オリンピックで野球が最後に行われた北京2008は金)。
  • 東京2020での8月1日日曜日ノックアウトステージ第一ラウンドの試合でイスラエルはメキシコに12対5で勝利しメキシコを敗退させた。 これがオリンピック野球競技でのイスラエルの初金星となった。
  • 8月1日(日)の試合では韓国はドミニカ共和国に4対3サヨナラ勝利を決めた。 9回裏キム・ヒョンスがサヨナラ打を放った。
  • イスラエルのライアン・ラバーンウェイとダニー・バレンシア(それぞれ2)が 今回のオリンピックでそれぞれマルチ本塁打をマーク。
  • ライアン・ラバーンウェイ は打率 .385で東京2020イスラエル人首位。
  • 今回のオリンピックでは韓国は本塁打3を記録(キム・ヒョンス、イ・ジョンフ、オ・ジファン)。
  • キム・ヒョンスは打率.500 で、今大会韓国人首位。
  • 韓国の イ・ウィリは今大会9奪三振。アメリカのニック・マルティネスと日本の山本由伸と並ぶ。

世界4位アメリカ第1位日本

日本の先発はメジャーリーグベースボール(MLB)オールスターの田中将大。32歳右投げの田中は現在日本プロ野球の楽天ゴールデンイーグルスで活躍している。

アメリカの先発はシェイン・バズ。 22才の右投げバズはピッツバーグ・パイレーツで一位ドラフト指名され、現在はMLBのタンパベイ・レイズのダブルAでプレーしている。

  • 日本とアメリカの最後の対戦は2019 WBSC Premier12。スーパーラウンドでアメリカが日本に4対3で勝利した。この大会で日本は優勝。
  • アメリカと日本は過去主要国際大会で25回対決(オリンピック、 ワールドカップワールドベースボールクラシックプレミア12)。13勝12敗でアメリカがわずかに優っている。
  • 主要国際大会で過去10回対戦したうち、アメリカは日本に8勝している。
  • オリンピック競技ではアメリカと日本は7度対決。アメリカ4勝、 日本3勝。
  • オリンピック競技でアメリカは日本に3回勝利。そのうちの一つは 北京2008オリンピック銅メダル決定戦(8対4)。
  • 2000年のシドニー野球スタジアムで行われたオリンピック金メダル決定戦でアメリカはキューバに4対0で勝利。
  • 2008年の金メダルのほか、アメリカは1996年と2008年に銅メダルを獲得。1992年は4位に終わり2004年は予選敗退した。
  • 日本はこれまでオリンピックで金メダルを獲得していない。1996年には銀メダル1990年と2004年に銅メダルを獲得。オリンピックで3度金メダルを取ったのはキューバ。
  • アメリカも日本も東京2020でグループ首位。
  • 東京2020ではアメリカはイスラエルに8対1、韓国に4対2で勝利。日本はドミニカ共和国に4対3、メキシコに7対4で勝利している。
  • 東京2020ではアメリカはこれまで本塁打7を記録(タイラー・オースティン、トリストン・カサス、ニック・アレン)
  • 日本の山田哲人(2)が東京オリンピックの予選ラウンドで唯一マルチ盗塁をマーク。
  • オースティン(米国)と山田は東京2020予選ラウンドで打点首位(4)。