オリンピックeスポーツシリーズ2023 WBSC eBASEBALL™ パワフルプロ野球 日本出身の森翔真選手(SHORA)が優勝
26/06/2023 1 記事を読む目安時間

オリンピックeスポーツシリーズ2023 WBSC eBASEBALL™ パワフルプロ野球 日本出身の森翔真選手(SHORA)が優勝

シンガポールのサンテックセンターで開催された第1回オリンピックeスポーツシリーズの決勝大会で日本出身の森翔真選手(SHORA)が野球競技の優勝を飾った。

シンガポールで開催されたオリンピックeスポーツシリーズ の決勝大会で2日間にわたる激闘を勝ち抜き、日本出身の森翔真選手(SHORA)が初のオリンピックeスポーツシリーズ、野球競技の勝者に輝いた。

3月から5月にかけて行われた予選には3万人近くの選手が参加。その中を勝ち抜いた10名のファイナリストがサンテックセンターで栄光を掛けた戦いを繰り広げた。森翔真選手(SHORA)が1位、日本出身の堀池大樹選手(タイジュ) が2位、チャイニーズタイペイ出身のWANG CHIA-MING選手(CMWANG)が3位の座を獲得した。

優勝した森翔真選手(SHORA)のコメント:

言葉にならないくらい嬉しいです。まずはこの喜びを応援してくれた家族に伝えたいです。

二連覇をかけての今大会ですでにプレッシャーがあったので、もし次回大会があれば三連覇を目指すとなると心配な部分もありますが、もちろん頑張っていきたいと思います。

試合中も、多くの人が客席から応援してくれているのが見えました。特にホームランをきめてガッツポーズで立ち上がったときの景色は別格でした。

今年はじめ国際オリンピック委員会(IOC)は、2021年のオリンピックバーチャルシリーズに引き続き、株式会社コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)と共同で発売したWBSC eBASEBALL™ パワフルプロ野球を第1回オリンピックeスポーツシリーズの10競技のひとつとして選出した。

IOC eスポーツリエゾングループ のメンバーとしてシンガポールに招かれた世界野球ソフトボール連盟のリカルド・フラッカーリ会長はSHORAの優勝を祝福した。また、初のオリンピックeスポーツシリーズとオリンピックeスポーツウィークを成功に導いたIOCと、野球競技を共に創り上げたパートナー、KONAMIに感謝の言葉を述べた。

フラッカーリ会長のコメント 「第1回オリンピックeスポーツシリーズで、eBASEBALL™の優勝を勝ち取った 森翔真選手に心からお祝い申し上げます。eスポーツは世界中で成長し続けています。ここシンガポールで行われた世界クラスの大会は、IOCのeスポーツへのコミットメントがトーマス・バッハ会長の出席によって強固に示されたものと思います。」

「最良のパートナーであるKONAMIは、私たちの競技の発展を重要なこととして常に認識していただいています。そのおかげで、eBASEBALL™がオリンピック・ムーブメントとゲーム・eスポーツコミュニティの両方から高く評価されています。この領域で、野球・ゲームコミュニティを魅了し続けられるよう、さらなるイベントの開催を目指しています。」

株式会社コナミデジタルエンタテインメント 早川英樹代表取締役社長 コメント:

「優勝された森翔真選手、おめでとうございます。そしてこの機会を提供して頂いたIOCのバッハ会長と、WBSCのフラッカリ会長、世界中から参加して頂いたプレーヤー、並びに観戦していただいた皆様に心から感謝申し上げます。『WBSC eBASEBALL™パワフルプロ野球』は、野球ファンの拡大のため、世界に向けて制作した競技タイトルであり、このタイトルで行われた初めての国際大会が、このような盛況のなかで閉幕を迎えられたことを、大変喜ばしく思います。「オリンピックeスポーツシリーズ2023」で得た知見を活かし、今後も野球ゲームを通じて、IOC、WBSCとともに野球・ソフトボールの振興に貢献していきます。」

閉会式でセルミャン・ウン副会長は第1回オリンピックeスポーツシリーズの成功を称えた。

「シンガポールで初開催されたオリンピックeスポークスウィークは、バーチャルスポーツとeスポーツの祭典として、歴史的なマイルストーンとなり、私たちはフィジカルスポーツとバーチャルスポーツの世界の架け橋となりました。スポーツ界とeスポーツ界が出会い、アイデアを共有し、共に今後の可能性や課題について議論してきました。第1回オリンピックeスポーツウィークは、包括性と多様性のある素晴らしい祭典でした。新たな友情が生まれ、旧友が再会しました。私たちは、この絆がこれからも続いていくことを願っています。これらの成功を祝いつつ、私たちはこの新たな勢いに乗って前進していきます。」