スー・パーソンズ・ジペイは、アメリカにプロ野球女子リーグの設立を目指し、全米女子野球リーグ(AAGPBL)選手協会の系統機関であるアメリカ女子野球(American Girls Baseball)を立ち上げた。
現在86歳のジペイは女子プロ野球リーグAAGPBLで最後の2シーズン(1953年、1954年)でプレーしていた。このリーグはのちに映画「プリティリーグ」のモデルになっている。
元選手のジペイはマサチューセッツ州生まれで現在はフロリダ州のエングルウッドに在住している。ジペイはアメリカで新しく女子野球リーグを2021年から開始したいと考えている。
全米女子野球リーグはこのプロジェクトへの関心度を調べるためアメリカ、カナダ、キューバ、ベネズエラ、日本にいる女子野球選手らにアンケートが送った。
ジペイの構想はメジャーリーグベースボールが春合宿場所を利用して、10月から12月あたりの秋リーグか冬リーグの開催することだ。
「私がこの世を去る前に残せる最大の素晴らしい仕事だと思います。これを励みに過ごしています。」とジペイは語った。
ジペイはフロリダに越してくる年金生活者らが新し女子野球リーグの最初の観戦者になるだろうと言う。
日本は現在女子野球リーグを行う唯一の国だ。日本はWBSC女子野球ワールドカップで6連覇を更新中、WBSC女子野球世界ランキング首位。
アメリカ女子野球は現在世界5位。
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