二刀流スターでアメリカン・リーグMVPに輝いた大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)がオールMLB初のファーストチームとセカンドチームに入り2部門同時受賞となった。新設WBSCプレミア12出場後アメリカに移籍した大谷は、指名打者部門でファーストチーム、先発投手部門でセカンドチーム受賞を果たした。
ナショナル・リーグMVPのブライス・ハーパーは外野手部門でファーストチームに選出。フィラデルフィア・フィリーズでプレーするハーパーはアメリカ代表としてU-18パンアメリカンゲームズ2009に出場した。
ファーストチームに選ばれた選手で国際大会で活躍したのはそのほか、ベネズエラ代表の捕手サルバドール・ペレス(カンザスシティ・ロイヤルズ)、ドミニカ共和国とカナダの二重国籍を持つブラディミール・ゲレロ Jr(トロント・ブルージェイズ)の一塁手、オーストラリアの継投投手リアム・ヘンドリックス(シカゴ・ホワイトソックス)がいる。
フリオ・ウリアス(ロサンゼルス・ドジャーズ)はリリーフ部門でセカンドチームに選出。彼はU-16野球ワールドカップでメキシコを代表した。
FAのライセル・イグレシアスは投手部門でセカンドチームに選出された。彼はキューバ代表として活躍した後アメリカに渡った。セカンドチームの指名打者(DH)に選出されたヨルダン・アルバレス(ヒューストン・アストロス)もキューバ出身。
ケンレイ・ジャンソン(ロサンゼルス・ドジャーズ)はセカンドチームのリリーフ選出選手の一人。キュラソー生まれの彼は代表として活躍した。
第3回目を迎えるオールMLBチームはファン投票とパネルメンバー(メデイア、OB選手、大会関係者)投票で決まるMLB全体のベストナインに当たるもの。オールMLBのファーストチームとセカンドチームに選出された選手には記念トロフィーが贈られる。
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