女子ソフトボールのカナダ代表チームは、来る2020東京五輪への準備に向けフロリダに到着。18名の登録名簿には4名のオリンピック経験者も含む。今季初の合同トレーニングとなる。
「COVID-19が流行する中、訓練の目標を見据えて本当によくがんばってきた。」とヘッドコーチのマーク・スミス。「数か月後に迫る大会に向けて、チーム一丸となり、努力してきたことをここにすべて持ち込んだ。」
フロリダキャンプに参加中の 女子代表選手団は現在18名。カナダが東京へのキップを手にしたWBSCアメリカ大陸予選に参戦した 14名と、2008年北京五輪を闘ったダニエル・ローリー、ケイリー・ラフター、ローレン・ベイ・レギュラ、ジェン・サリングのベテラン4名。
カナダ選手名簿は以下の通り。(選手プロフィールはカナダソフトボール公式サイトで)
- ジェンナ・カイラ
- エマ・エンツミンガー
- ラリツサ・フランクリン
- ジェニファー・ギルバート
- サラ・グロンウェゲン
- ケルシー・ハーシュマン
- ビクトリア・ヘイワード
- カリッサ・ホーヴィンガ
- ダニエレ・ローリー
- ジャネット・レオン
- ジョイ・ライ
- キャラム・ピルグリム
- エリカ・ポリドーリ
- モーガン・ラッケル
- ケイリー・ラフター
- ローレン・レギュラ
- ジェニファー・サリング
- ナタリー・ワイドマン
カナダ代表ソフトボールチームのオリンピック最終名簿15名は6月に発表予定。
2019年にカナダ・サレーで2020年東京五輪出場を賭けて開催されたWBSCアメリカ大陸予選でブラジルを下して以来、代表チームとして初の試合に士気も上がる。この1年半の間、個人としてもチームとしても、厳しい 練習を積み重ねてきた。
五輪開催まで4か月弱と迫る中、フロリダでのキャンプ後は、5月にイリノイ州マリオンに移動し調整を続ける。
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カナダ代表はフロリダでの練習試合も予定している。3月27日(土)と4月3日(土)にはフロリダ・サウスウエスタン州立大学と、4月10日にはフロリダ大学と、それぞれ10イニング制で対戦する。全練習試合日程は現在調整中。詳細は後日発表される。
東京五輪でソフトボールの全4種目に出場する貴重な5か国のひとつであるカナダの初戦相手は、5度目の対戦となるメキシコ。 7月21日、福島でプレイボール。初のメダル獲得に燃える。