チェコのソフトボールスター、ヴェロニカ・ペツコヴァが中央ヨーロッパの大手自動車メーカーのトヨタとスポンサー提携を結んだ。ペツコヴァは今シーズン日本ソフトボールリーグ(JSL)でレッドテリアーズでプレーし、そこでチェコの剛速投手ペツコヴァはトヨタとつながりを持った。トヨタはチェコオリンピック代表チームのスポンサーもしていることからスポンサーの話が上がり、彼女の帰国と同時に契約を交わした。
24歳の右投げ投手ペツコヴァは今年ルーキーシーズンを世界トップソフトボールリーグの一つであるJSLで終了した。彼女はレッドテリーズのレギュラーシーズン1位獲得に貢献したが、決勝リーグでは2試合立て続けに破れ3位に終わった。
「日本には2月の終わりから11月中旬まで8ヶ月半滞在しました。」とペツコヴァは語った。「素晴らしい体験でしたが、練習も多く大変でした。週6日トレーニングしていましたが、結局シーズンの前半は中止になりました。ですから最初の6ヶ月はトレーニングだけだったのです。そのあとようやくプレーできました。」
「今回のリーグでは2つのトーナメントでしか観客が入れませんでしたが、素晴らしい雰囲気でした。コロナウィルス のため観客はいつも通りの応援はできませんでしたが、そこにいただけでもファンのサポートを感じました。」
ペツコヴァはチェコ代表として2015 WBSC世界ジュニア女子選手権大会で投球し、昨年行われた2020東京オリンピックのWBSCヨーロッパ/アフリカ予選でもチェコのエースとして活躍した。