圧倒的なピッチングと堅実な守備で日本は2点を獲得。遊撃手の中村迅のプレーが世界首位の日本を救い、第 4 回 WBSC U-23野球ワールド カップで東アジアのライバルである韓国を2対1で下した。
韓国は6回までにわずか1安打しか奪えず、7回裏の2安打目は、遊撃手の中村迅がダイビングキャッチで鋭いゴロを止め、同点チャンスを逸した。
韓国の先発、キム・キジョンは、1回裏で四死球を出し序盤から制球に苦戦した。日本の左翼手・猪原隆雅は安打を放ったが、遊撃手・Hanbyul Kimが外野からの送球リレーでさばき、捕手Seongbin Sonが本塁で刺した。
日本は4回に得点。中堅手・平野友都がレフトへの二塁打を放ち、三塁手・中川拓紀の安打で生還した。
藤村哲之は韓国の打線をうまく抑えた。 3イニングを完璧に投げた後、4回裏に最初の安打を許したのみだった。
5回表、リリーフのJuhyung Leeの制球難で日本は2-0にリードする。遊撃手の中村迅がライトのファウルラインに打ち上げたフライで、猪原は二塁から本塁に戻り得点。大西蓮も一塁から生還を狙うが、本塁でセカンドアウト。
7回裏、日本はクローザーのスター権田琉成がマウンドに上がった。 権田は2対0の優勢にもかかわらず、ボーク、四球と乱調に苦しんだ。
韓国の走者はゴロアウトで得点機を作る。右翼手・Sejin Cho は、レフトを抜ける強いゴロで走者二人を生還させようと思ったが、これを中村が飛び込んで打球を捉え、得点は防げなかったがリードは守った。
権田は捕手・Seongbin Sonを三振、代打Janghan Ohをショートへのポップフライに抑え、この回を切り抜けた。
現在、韓国と日本は3勝1敗で並ぶ。スーパーラウンド最終戦では、日本は現地時間14時30分に第4位メキシコと、韓国は10時00分にコロンビアとそれぞれ対戦する。