第2回 WBSC U-12 ソフトボールワールドカップの決勝でYi-Cheng Liang の得点が決め手となり、チャイニーズ・タイペイが 3-2 でチェコを破った。
Yi-Cheng Liang は試合序盤と最後の勝ち越し点を決め、決勝のヒーローとなり、Yue-Cen Wu もチャイニーズ・タイペイの二連覇獲得に貢献した。チェコ共和国は 2019年の3位成績をを改善し、WBSC大会で最高成績の初の銀メダルを獲得した。
１回表、チェコ共和国は積極的に打って走者を得点圏に入れようとスタートを切ったが、チャイニーズ・タイペイの内野守備陣が攻撃を封じ込めようとする。しかしチェコは Sebastian MckeonとKristyna Sestakovaを相手にカテリーナ・スランスカとテレサ・ヴァルトゥソワが2点を奪い先制リードに成功した 。
しかしその裏、チャイニーズ・タイペイのYi-Cheng Liangが四球で出塁し、二盗に成功、センターへの送球ミスで本塁に戻り１点差に迫る。
その後2回半は両チーム無失点で終わるが、４回裏、チャイニーズタイペイは再び得点を加える。Ya-Hsien HsiehがSheng-Zhi Wuのシングル、２四球、暴投で塁を進めて生還し２対２に並んだ。
その後両チームの均衡は破れず延長戦へもつれ込む。延長の６回、再びYi-Cheng Liangが二塁に立ち、スヴェコバからの２連続の暴投で生還し3-2で勝利を決めた。
その日の早い段階で行われた3位決定戦ではシンガポールが香港を破った。5位インド。
