U-18 ベースボールワールドカップのスターたちがプロへ
29/09/2017 1 記事を読む目安時間

U-18 ベースボールワールドカップのスターたちがプロへ

WBSC U-18 ベースボールワールドカップ2017で活躍した選手たちがMLB、日本(NPB)、韓国(KBO)などのプロ野球リーグから注目を集めている

韓国の遊撃手ベ・ジファンのMLBアトランタ・ブレーブスへの入団契約発表に続き、WBSC U-18 ベースボールワールドカップ2017で活躍した選手たちがプロ球団からの注目を集めている。

KBO(韓国プロ野球リーグ・WBSC会員)の 球団の一つKT ウィズはドラフト会議で投手の ホ・カンベッ(Kang Baek Ho)を指名した。ホ・カンベッは圧倒的な投球だけでなく打者との二刀流であることから「韓国の大谷」として知られている。大谷といえば、日本のトップリーグ・日本ハムファイターズで投手&強打者の二刀流スーパースターだ。

ホ・カンベッの契約金は40万ドル。

Kang Baek Ho autographed picture

U-15 にならびU-18でのオランダのヨーロッパ優勝に続き、 U-18 ワールドカップでも活躍し注目を浴びたオランダの右腕投手ドニー・ブリーク(16.1イニング、自責点2のみ)。

ブリークはMLBミネソタツインズと入団契約。これまでのオランダ人投手の入団はアレクサンダー・スミット、トム・ストイフバーゲン、ルーク・ファミルに続く。

「いつかオファーがくるとは思っていたがこんなに早くくるとは思っていなかった」とブレークはオランダのアルメレで行われた記者会見でコメントした。契約金の詳細は公開されていない。

Donny Breek during the U-18 World Cup (James Mirabelli-WBSC)

10月26日より行われる日本のドラフト会議にも今から大きな期待がかかっている。高校野球スターの清宮幸太郎(左腕・早稲田実業高校で通算111本塁打記録を達成)が先日の記者会見で高校卒業後大学進学せず、プロ志望を発表した。大学に進学すれば清宮は2021年までNPBドラフト志望の資格を失うことになる。

U-18 ワールドカップで一塁手をつとめた清宮は、元ニューヨークヤンキースの松井秀喜に匹敵するといわれている。

Kotaro Kiyomiya displays power during the U-18 World Cup (Christian J Stewart-WBSC)