WBSCが国連ユースデーの価値観を共有 U-12部門でワールドカップを開催する競技は野球とソフトボールのみ
12/08/2020 1 記事を読む目安時間

WBSCが国連ユースデーの価値観を共有 U-12部門でワールドカップを開催する競技は野球とソフトボールのみ

今日、「国際青年の日」への意識はますます高まっているが、WBSCは青少年と次世代を更に引き付ける必要性を共有する。野球とソフトボールは、若者の分野で長い間スポーツのリーダーだった。

【スイス、ローザンヌ】世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は、U-12年齢部門のワールドカップを開催する唯一の国際スポーツ連盟(IF)であり、今日の国連(UN)国際青少年デーの精神のもと、世界中の若者を惹きつける野球とソフトボールの主要な取り組みを強調している。

毎年8月12日に祝われる今年の国際青少年デーのテーマは、「地域、国、世界レベルでの 青少年のグローバルアクションへの取り組み」だ。

初回のU-12ベースボールワールドカップは2011年に開催された。台湾が初回よりこのグローバルな競技大会を開催し、台南に1.3億ドルの複合球場 を開設し,2027年まで隔年WBSC U-12ベースボールワールドカップを開催する。

昨年、WBSCはU-12、U-15、U-18、 U-23の4つのカテゴリーにまたがる野球とソフトボールのワールドカップに加え、第一回男女混合ソフトボールワールドカップを開催した

若者を対象とするさらなる取り組みとして、WBSCは2017年に野球/ソフトボールの新しい簡易バージョンを発表した。このベースボール5は、5人制、5イニングのどこでもプレイでき、ゴムボールのみを必要とする新しいストリートバージョンのスポーツだ。

WBSCのリッカルドフラッカーリ会長は、「このよりてっとり速い都市型のスポーツは、これまで不可能だった新しい場所への野球とソフトボールの推進に役立つ」とし、世界中の次世代のアスリートに野球・ソフトボールを紹介するのに役立つと信じている。

次回のユースオリンピック(YOG)で公式メダル正式種目としてベースボール5を含めることは、スポーツの若者への魅力を示し、2026年のYOGが開催されるアフリカ全体でゲームを成長させる前例のない開発の機会だ。

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