アメリカの Bryce Eldridgeが WBSC U-18 野球ワールドカップ MVP
18/09/2022 1 記事を読む目安時間

アメリカの Bryce Eldridgeが WBSC U-18 野球ワールドカップ MVP

閉会式で、個人賞が発表された。

アメリカのBryce Eldridge が大会全体での素晴らしいプレーに加え、決勝戦の活躍が認められ, WBSC U-18野球ワールドカップのMVPを獲得した。WBSCは、閉会式でオールワールドチーム(ベストナイン)と個人賞を発表した。

「将来についてはあまり考えていません。もちろん、ビッグリーグでプレーしたいと思っていますが、まずはこの瞬間を満喫させて下さい。私の人生の中で最も重要な出来事です」と Eldridgeはコメントした。「このチームは本当に全てが備わったチームでした。力で打つ選手もいれば、流し打ちができる選手もいます。このチームにはすべてをこなすことができる選手達もいて、彼らにそのスキルを披露できるチャンスがあることは重要だと思います」

Eldridgeは決勝で 2打数1安打、2 四球で勝利し、これには彼の大会3本目の本塁打でアメリカに決定的な5-1のリードをもたらした流し打ちの3ランホームランも含まれている。彼はさらに7回に登板して1イニングを投げ、1奪三振1四球無失点に抑えた。彼は今大会で打率.316、13打点を記録。そしてオールワールドチームの指名打者にも選ばれた。

WBSC は 第30回 WBSC U-18野球ワールドカップ出場の6チームから選ばれたオールワールド チーム(ベストナイン)も発表した。

チャイニーズ・タイペイの Shao-En Lin はオールワールドチームの先発投手。彼はオープニングラウンドのメキシコ戦での完投とスーパーラウンドのオランダ戦でのコールドの完封を含む2度の先発で、12イニングを3被安打1四球、無失点で抑えた。14奪三振、3 被安打 4 四球を記録した。

日本の川原嗣貴 はオールワールドリリーフ投手。彼は10イニングを投げ、無失点で3勝を挙げた。また13奪三振を記録。ベストナインの捕手は日本の松尾汐恩。

メキシコからは、オールワールドの内野に 2 名が選ばれた。一塁手・Yael Romero は打率.476、8打点。遊撃手 Rosman Verdugo は打率.320、5打点、5得点を記録した。

パナマの二塁手・Luis Escudero は、打率.370、オールワールドチームの首位打者。韓国のDaeseon Jeong がオールワールドチームの内野選手、13打席で打率.692、10打点を記録した。

外野手には、 チャイニーズ・タイペイの打率.524の Hsin Chiu が左翼手に指名され、韓国の Junyoung Jeong  ((打数.409、3タイムリー)は中堅手。そして打率.550で11タイムリーを記録し、トーナメントをリードした Aidan Millerが右翼手に指名された。

パナマの Escuderoは最優秀守備選手にも選ばれた。

個人賞

  • 首位打者:  Aidan MILLER - アメリカ (B-AVE .550、SLG 1150)
  • 投手ベスト防御率: Shao-En LIN  - チャイニーズタイペイ (0.00 ERA – 12.0 IP)
  • 投手 ベスト勝敗平均: 川原志希 - 日本 (3W – 0L)
  • 最多打点: Beomseok KIM- 韓国 (10 RBI – 13 PA)
  • 最多本塁打: Bryce ELDRIDGEブライス・エルドリッジ - アメリカ (2 HR – 18 PA)
  • 最多盗塁: RJ HAMILTON - アメリカ (5 SB – 5 ATT – 12 PA)
  • 最多得点: Aidan MILLER - アメリカ (11 ラン – 28 PA)

* 第1 ~ 48試合のみの統計