31/05/2022 1 記事を読む目安時間

動画 クリーンなアスリートと競技のインテグリティを守るためWBSCが取り組み強化

この動画は「#PlayBallPlayFair」啓蒙キャンペーンの一部としてアスリート委員会が製作した。

クリーンなアスリートたちと競技のインテグリティを守るため、WBSCインテグリティユニットは取り組みを強化し、ドーピングに反対する啓蒙キャンペーン「#PlayBallPlayFair」の新動画を発表した。

WBSC事務局長で世界アンチドーピング規程に準じてその義務を遂行する責任を担いアスリートたちの権利を守るWBSCインテグリティユニットの委員長・ベンチュウ・ロー氏はWBSCは、今日の競争の激しいスポーツ界ではドーピング問題が大変懸念されていると語った。

「ハードなトレーニングを行うクリーンなアスリートを守り、フェアプレー、誠実な試合、相互尊重ができるよう尽力しています」とロー氏はいう。「私たち野球ソフトボール競技とWBSCは全面的にドーピングに反対し、クリーンなアスリートたちが最善を尽くして真実のプレーができるよう取り組んでいます」

WBSC医療委員会のジャンフランコ・ベルトラーミ委員長はWBSCの使命は野球ソフトボールをドーピングをなくすことだと説明し、同委員会はアスリートたちに疑問や問題があればそれに対応するよう務めると加えた。

「私たちのミッションは競技のインテグリティを推進し、IOC、WADAアンチドーピング規程、検査及びドーピング調査に関する国際基準に準じて、アスリートをドーピングをなくし健康を守るよう支援することです」とベルトラーミ氏は加えた。

WBSCアスリート委員会の共同委員長であるマリア・ソトとジャスティン・フーバーはアスリートの責任について説明し、委員会メンバーのラドルフ・オドゥバーとブルーノ・モントローニは禁止表国際基準(The Prohibited List)や治療使用特例(TUE)について話した。

「私たちの管轄内のいかなるアスリートはいつでもどこでも試合のないときでも検査される可能性があり、尿と血液サンプルを提出しなければなりません」と先日ベネズエラオリンピック委員会の委員長に就任し、これまで18年間ベネズエラ代表チームでプレーしていたソトは語った。ソトは代表選手として2008北京オリンピックや、WBSC世界選手権大会に6度出場した。「アスリートはいつでも自身が摂取する物質について一切の責任を持たなければなりません」

また最新動画に加え、WBSCはウェビナーや教育ツールなどを含むアンチドーピングのページをWBSC公式サイトで公開している。