世界野球ソフトボール連盟(WBSC)がオリンピック野球アメリカ大陸予選の組み分けと試合日程、さらに野球オリンピック最終予選大会の日程を発表した。組み分けの抽選会は第3回WBSC総会開催前夜にホテル アゴラリージェンシー堺で行われその模様は生中継された。
「今日の抽選で、東京オリンピック2020への流れが全て明らかになりました。最後の2枠が決定すれば東京オリンピック出場チームが全て決まり、東京オリンピック歴史的復帰への興奮と期待が一層高まるでしょう。」とロー・ベンチュウ事務局長はコメントした。
WBSC野球アメリカ予選
グループA 2位アメリカ、11位プエルトリコ、12位ドミニカ共和国、15位ニカラグア
グループB: 5位キューバ、9位ベネズエラ、10位カナダ、14位コロンビア
WBSC野球オリンピック アメリカ大陸予選はアメリカのアリゾナで3月22日から26日まで行われる。
オープニングラウンドの12試合は3月22日から24日まで行い、各グループの上位2チームが進出チーム同士の予選ラウンド対戦成績を持ち越してスーパーラウンドへ進む。この大会での優勝チームが東京オリンピック2020への出場権を獲得する。
野球オリンピック最終予選
WBSCはまた4月1日から5日まで台湾・台中で6チームが出場するWBSC野球最後の予選の日程も発表された。
世界4位チャイニーズタイペイ、8位オランダ、20位中国、オセアニア予備予選の上位1チームとアメリカ大陸予選の2位と3位に終わったチームがオリンピック大会出場最後の1枠を獲得するための総当たり戦を行う。
アメリカ大陸予選と最終予選で勝利した2チームが日本(開催国)、イスラエル(ヨーロッパ/アフリカ)、メキシコ(プレミア12)、韓国(プレミア12)とともに東京2020オリンピック野球大会に出場する。