WBSCが野球・ソフトボール発展のための新たな戦略について議論

WBSCが野球・ソフトボール発展のための新たな戦略について議論
19/09/2020
2021−2024年のWBSC新戦略は11月にWBSC執行役員会に提出・承認される。

WBSCは新たな4カ年戦略について検討を始めた。これは世界の野球・ソフトボール競技の発展を続ける2021年から2024年の4カ年の同連盟の活動を導くもの。

WBSCリッカルド・フラッカーリ会長率いるこの会合が、WBSC新本部の理事会室で行われた。新本部オープン後この理事会室が会議に使われるのはこれが初めて。スイス、プーリーのスタッフとオンラインを通して世界中からスタッフが集まって行われた。この会合ではスタッフに新戦略の草案が提案され、野球・ソフトボール競技の今後の方向性について最初の意見交換が行われた。

活発な意見交換が交わされ、オリンピックムーブメントにおけるWBSCの位立場の改善、団体の組織構造や運営の強化、質の高い大会を推進、世界中でのさらなる野球・ソフトボールの振興と青少年育成への強化など、8つの目標が決められた。

さらに、今後の会合やワークショップではさらに新戦略を発展させる予定だ。この戦略は2020年11月にWBSC執行役員会で提案・承認される。

会議終了後、WBSCリッカルド・フラッカーリ会長は「WBSC新本部の理事会室初利用にふさわしく、この会合には世界中のWBSCスタッフが集まりWBSCは今後の戦略プランを話し合いました。」と語った。

「今後もわれわれは多様なスタッフの様々な観点や視点を得ていきたいと思います。この新戦略は必ず世界の野球ソフトボール発展に合わせたものになるでしょう。そして私は世界中のさらなる多くの地域へ競技の楽しさを伝えることができることを嬉しく思います。」と締めくくった。